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セルフ深爪矯正で美爪が復活!深爪の原因から改善する方法まで

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人前で手を出すのが恥ずかしいけれど、改善できず繰り返してしまう深爪。サロンや病院に行くにも腰が重く、すっかり諦めてしまった人も少なくないのではないでしょうか。

そこでここでは、セルフで行う深爪矯正方法を紹介します。矯正に必要なアイテムとともに、深爪になってしまう原因もあわせて解説。後半では、生活のなかで意識するとよいポイントもお伝えします。

自分の状況をよく理解したうえで、悩ましい深爪を克服しましょう。

セルフで深爪矯正はできるの?

ネイルサロンや病院で改善できる深爪ですが、セルフで矯正する方法もあります。

ポイントとなるのは、爪の裏側と指先の間にあるハイポニキウムと呼ばれるうすい膜と、ピンク色の部分であるネイルベッドを健やかに保つことです。

爪の構造

深爪の人は、爪の白い部分が伸びることが気になって我慢ならないという人が多数です。ですが、少し伸びただけですぐに切ることは、白い部分がなくなるだけでなく、ハイポニキウムまで傷付けてしまう恐れがあります。

実はこのハイポニキウムこそ、深爪を司る重要な部分。後退するにつれて、ピンク色の部分(ネイルベッド)まで小さくなってしまいます。このネイルベッドを伸ばすためには、白い部分の長さもある程度必要です。

とはいえ、深爪の原因はひとつではなく、すべての深爪がすぐに治るというわけではありません。なぜ深爪になるのかを把握したうえで、根本原因を取り除くことを優先しましょう。

深爪になってしまう原因とは

深爪を引き起こす主な原因は、癖・職業・ストレス・病気に分けられます。遺伝的に爪が薄い・割れやすいというほかにも、深爪の原因は生活のあらゆる部分に潜んでいるのです。

ここでは、深爪になってしまう4つの原因を詳しく見ていきましょう。

幼いころからの噛み癖

深爪の原因としてまず挙げられるのが、幼いころからの噛み癖です。子どものころに爪を噛む癖があって、大人になっても治らない方は少なくありません。

噛み癖は本人の意識していないところで出ることも多いため、常に深爪気味といったことにもなりかねないでしょう。

職業によるもの(看護師・美容師など)

深爪は職業に関連して起こるケースもあります。看護師や美容師といった人と密に接する仕事をしている方は、相手を傷つけないよう爪を短く切りそろえるのが基本です。

短く切るのが当たり前になると、少し伸びただけでも気持ち悪いもの。気付けば白いところがほとんどなくなり、深爪のルーティンが出来上がっていることも珍しくありません。

ストレスなどの精神的負荷

噛み癖の原因ともなり得るストレスも、深爪になってしまう原因の一つ。むしゃくしゃすることがあると、そのはけ口として爪をむしったり噛んだりしてしまうと考えられます。

ストレスによって爪をいじる癖を止めたいなら、はけ口を別につくるのがおすすめです。ガムを噛んだり飴を舐めたり、他に発散できるところを探してみましょう。

爪の病気や状態

癖や職業柄というわけではなく、爪の病気や状態によって深爪になることも。爪に疾患を負う場合はもちろん、身体の異変が爪に出ないとも限りません。

たとえば爪の色や形が通常と異なる「爪甲剥離」や、感染症の影響で爪がもろく崩れやすい状態もそのひとつです。

このような場合は皮膚科を診察し、医師の判断に従いましょう。

病気によるものなら治療に専念

癖や職業柄というわけではなく、爪の病気や状態によって深爪になることも。たとえば爪の色や形が通常と異なる爪甲剥離や、感染症の影響で爪がもろく崩れやすい状態もそのひとつです。

このような場合は皮膚科を診察し、医師の判断に従いましょう。

セルフで行う深爪矯正方法について

深爪の原因を突き止めたところで、次にセルフ深爪矯正の方法を紹介していきます。矯正に必要なアイテムは以下のとおりです。

ケアに必要なアイテム一覧

・エメリーボード(爪やすり)
・ガーゼ
・ネイルオイルやネイルクリームなどの保湿剤
・マニキュアやジェルネイル

セルフでの深爪矯正

深爪矯正方法のやり方

道具を手元にそろえたうえで、以下の手順をぜひ実践してみてください。

⑴自爪をとにかく伸ばす

まず自爪を伸ばすことに専念することが大切。深爪の度合いにもよりますが、2~3週間が目安です。白い部分の長さにゆとりが出るまで切らずにキープしましょう。

⑵甘皮や角質の処理

爪を伸ばすことと並行して甘皮や角質の処理を行います。噛み癖や剥き癖がある場合、爪や周りの皮膚がささくれて表面が均一でない場合も。のちのちの保湿剤をしっかり補給するためにも、余分な部分はきれいに取り除いておきます。

皮膚が柔らかくなる入浴後などに、気になる部分をガーゼでくるくるとやさしくマッサージすると、血行促進にも効果的です。深爪の指先は非常にデリケートなため、痛みを感じない程度の力加減に保ちましょう。

⑶オイル類で保湿

甘皮や角質をすっきり除去したあとは手指の保湿が欠かせません。乾燥してささくれが再発しないよう、ネイルオイル・キューティクルオイルやクリームをたっぷり塗り込みます。

ネイルケアのあとだけでなく、保湿を習慣化することは深爪脱出の第一歩。少し乾燥してきたと思ったときにはすかさず塗り、爪をいじる代わりとして保湿剤を塗るのもいいでしょう。

爪を健康的に保つだけでなく、つややかな爪は噛む衝動も抑えてくれるでしょう。

⑷エメリーボードで形を整える

爪がある程度伸びたら形を整えていきます。このとき、爪にダメージを与えやすい爪切りの使用は避けた方が無難です。エメリーボードを用いて、白い部分を1~2mm程度残して少しずつ削り落とします。

セルフでの深爪矯正

⑸マニキュアやジェルネイルを塗布

爪の状態が回復してきたら、しばらくはマニキュアやジェルネイルをして過ごすのがおすすめ。自爪に重みをかけられるジェルネイルはもちろん、マニキュアはトップコートまできっちり塗ると、自爪を補強する一助となります。

さらに、ネイルを美しく仕上げた状態であれば、噛みたい・剝きたいという衝動も抑えられるため、噛み癖を治すキッカケにもなりえます。

⑹爪切りを使わず爪やすりで長さを調整する

爪の長さを調整する時に、爪切りではなく爪やすりを使うのも、セルフで深爪矯正する方法の一つです。

爪切りは一度に大部分の爪を挟みやすく、ついつい切りすぎてしまうもの。さらに切る時のバチッとした衝撃が爪に負荷をかけ、二枚爪や深爪といったトラブルを招きかねません。

爪やすりなら少しずつ長さを削れるため、自爪をできるだけ伸ばした後の深爪予防にも役立てみてください。

深爪が治るまでの期間は?

セルフで深爪を治すために必要な期間は、おおよそ2~3ヶ月が妥当です。爪は1ヶ月に約3mm伸びるのが一般的。個人差を考慮しても、半年程度あれば爪の状態が整うでしょう。

ただし、爪を噛んだりいじったりする癖が治らなければ、もう少しかかってしまうかもしれません。キレイな状態で伸ばせるよう、挫折しづらい状況を作ってみましょう。

深爪矯正

あえて少し長さを出して深爪になりにくくしたり、ジェルやスカルプをして爪を補強したりするのも有効です。

生活にひそむ深爪の危機も回避!

せっかくきれいな爪に回復しても、ひとたび状態が崩れると深爪に戻ってしまうかもしれません。生活のなかに隠れている深爪の危険性もあわせて回避しましょう。

手先を使う作業には注意

シールやラベルを剥がしたり、硬いふたを開けようとしたり、無意識のうちに爪先に負担がかかっていることも少なくありません。

行き過ぎると、せっかく育ったハイポニキウムが剥がれる恐れも……。つい手でやってしまいがちな作業でも、ハサミやカッターなどを用いることで危険性を減らせます。また、水仕事にはゴム手袋を使用しましょう。

脱・深爪で気分アップの美爪へ

遺伝や癖だから治らない――そう思っている人も少しの意識で深爪は卒業できます。

お手入れをして、つやつやになった爪を見ると気分がアップ! どんな場面でも恐れず手を差し出せるような、美しく健やかな爪をぜひ目指してみてください。

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金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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