ネイルのトップコートとは?役割とキレイに塗るコツまとめ
技術・デザイン
ネイルポリッシュ(マニキュア)は手元がキレイに見える反面、自爪の処理まで含めると施術のステップが多く、時間がかかってしまうことも。
そのためついついセルフで施術するときは、トップコートを省略しがち……、という声も少なくありません。
ですがトップコートには、ネイルをよりキレイな仕上がりにし、かつ長持ちさせるなど、メリットがたくさんあります。そこでここは、ネイルにおけるトップコートの役割とキレイに塗るコツを説明します。
CONTENTS
トップコートとは
ネイルのトップコートは、ネイルポリッシュを塗った後に上から塗る透明なコートのこと。基本的にトップコートは、ネイルを保護し、ツヤを与え、ネイルカラーを長持ちさせるために使用されます。
トップコートは、通常、ネイルポリッシュと同じように塗ります。カラーのネイルポリッシュが完全に乾いた後、トップコートを1〜2回塗布して乾かしましょう。
【注意点】
一部のトップコートには、「UVトップコート」として、(ジェルネイルのように)UVランプによって硬化するものもあります。UVトップコートは、通常のトップコートよりもさらにネイルの持ちが良くなる反面、下に塗ったネイルポリッシュがUVに弱く変色するリスクもあるため、扱いには注意が必要です。
トップコートの役割と効果
では以下に、トップコートの役割や期待できる効果について、詳しく見ていきましょう。
1.保護・長持ち効果
トップコートは、下に塗ったネイルポリッシュを保護し、剥がれたり欠けたりするのを防ぎます。
指先に塗布するネイルポリッシュは、日常的な手元を使う動きや手洗い・入浴などの影響を受けやすいため、仕上げにトップコートを施すことで、ネイルの強度を増して保護し、結果的にネイルの持ちが良くなります。
2.輝き効果
トップコートは、ネイルに美しい輝きを与えます。
トップコートを塗ることでネイルポリッシュの色合いがより鮮やかに見え、仕上がりが美しくなります。
※マットタイプのトップコートの場合は、大人っぽいマットネイルが楽しめます。
ベースコートとの違い
ベースコートは、後から塗るネイルポリッシュが密着しやすくなるよう、自爪の表面にある凹凸を均等に整え、保護する役割があります。
ネイルポリッシュが剥がれたり割れたりするのを防ぎ、ネイルの美しさを長時間維持することができる点は、ベースコートもトップコートも同じです。
ですが、ベースコートは自爪に直接塗布して効果を発揮するのに対して、トップコートはネイルポリッシュの上からカバーすることで効果を発揮するため、見た目が似ているからと逆に使用したり、混合したりしないように注意しましょう。
トップコートをキレイに塗る方法
①ネイルポリッシュを塗り終わったら、しばらく乾かします。完全に乾いていない段階でトップコートを塗るとネイルポリッシュが流れたり、かすれたりすることがあります。
■ネイルポリッシュ(マニキュア)の塗り方についてはこちら
『マニキュアのキレイな塗り方まとめ!セルフネイルをムラなく仕上げるコツ』
②トップコートをブラシに適量をつけます。
※カラーのネイルポリッシュの場合は少量で薄く塗りますが、トップコートはカラーよりも少し多めの量(多すぎてヨレないようにご注意ください)が適量です。
③トップコートを、まず爪の先端部分(エッジ)を縁取るように塗り、その後で中心部の根元から爪先まで、そして爪の両側にかけて、素早く塗っていきます。ネイルポリッシュを塗る際と同じように、爪の形に沿って均等に塗るように心がけましょう。
④トップコートが完全に乾いていないと、ネイルに指紋や跡がついてしまいます。トップコートを塗ったら、乾くまで触らないように注意しましょう。
⑤持ちや強度をさらに高めたい場合、もう一度同じ手順でトップコートを塗ります。この時、初めに塗ったトップコートが完全に乾いているかどうかを確認してから、塗るようにしてください。
以上の手順に従えば、トップコートをきれいに塗ることができます。
トップコートでさらにネイルを美しく!
トップコートを塗布するのは少し面倒に感じるかも知れませんが、その後の持ちや見た目の美しさは格段にアップするはずです。
せっかくのセルフネイルをさらに色鮮やかに楽しむために、仕上げのトップコートまで手抜かりなく塗布してくださいね。
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この記事の監修者
金子 実由喜