ネイルオフ後に爪が白くなる原因!予防策・ケア方法を知って健康的な爪をキープ
その他
ネイルをしているときは気分がアップするものの、オフすると途端に気になるのが自爪のダメージです。カサカサとしたうるおい不足や縦筋のほか、自爪が明らかに白くなってしまうことも。
このようにネイルオフ後は爪が白くなりがちですが、中には「白くなった自爪を隠したくてネイルをまたすぐしてしまう」「爪が白くなるのは病気?」など、コンプレックスや不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、ネイルを落としたあとに爪が白くなる原因と対策をご紹介します。白くなった爪を適切にケアしたい方や、白さを防ぐ方法を知りたい方もぜひご確認ください。
CONTENTS
ネイルオフ後に爪が白いのはなぜ?
ネイルを落としたあとの爪の白さは、原因が一つではありません。以下に主な原因を挙げるため、心当たりのある原因を見てみましょう。
除光液やリムーバーなどによる乾燥
爪全体がぼんやり白い場合は、マニキュアの除光液やジェルリムーバー(アセトン)が乾燥を引き起こしていると考えられます。
ネイルをしっかり落とすためのこれらの液には、強力な薬品が使われています。また、ジェル用のプレプライマーやクリーナーも爪が白くなる一因です。
無理なジェルオフによる爪表面の剥がれ
爪の所々が白く、白い部分が凹んでいる場合は、爪表面の層が剥がれています。
ジェルオフをするときに指などで無理やり剥がしたり、プッシャーでゴシゴシと擦ったりしていないでしょうか。
根元や先端からジェルネイルがリフトしてくると気になり、その場しのぎの処置をしてしまいがち。ですが、無理なオフはジェルと一緒に爪表面まで剥がしてしまうことに繋がります。
ジェルネイルのやりすぎによるダメージ
以下のような場合は、ジェルネイルをやり過ぎている可能性があります。
・爪がまだらに白くなっている
・白く波打っているように見える
・爪先端の白い部分が下がってきている
過度な頻度でのジェルネイルは自爪を傷付けやすくなります。そのようなダメージが蓄積した状態でジェルオフをするとさらに爪が薄くなるため、上述のように爪が白くなるのです。
先述したように、ジェルネイルに使用するリムーバー(アセトン)は脱脂力が強力のため、自爪が乾燥しやすくなります。また、ジェルとの密着性を高めるサンディングも、やりすぎによって自爪が薄くなる原因に。
薄くなった爪は皮膚にくっつく力が弱くなり、ちょっとした衝撃でも指先から剥離してしまいます。剝離した爪は修復が困難なため、先端の白い部分が下がってきたら要注意です。
ジェルの中浮きや爪トラブル
ポツポツと斑点のように白くなっている場合、ジェルが中浮きした状態でのオフが原因に挙げられます。
中浮きの原因はさまざまあるものの、爪の使い過ぎなど直接的な刺激もその一つです。ダメージが原因で中浮きしたとなると、オフする時にはジェルリムーバーで更なる負荷がかかり、リフトしていた部分だけ際立って白く見えることがあるのです。
斑点状の白さは、中浮きに加え「点状爪甲白斑」と呼ばれる症状のケースもあります。これは、爪の成長過程で異常が生じ、角質化していない状態です。これらは爪が成長して伸びるとなくなるため、過度な心配は不要でしょう。
ネイルオフ後の爪の白さを防ぐ予防策
ネイルオフ後に爪が白くなるのを防ぐ方法として、ネイルをしばらくお休みすることが挙げられます。
見栄えの良くない爪は次のネイルを上塗りして隠したり、強度の高いジェルネイルで補強したりする事もありますが、強力なジェルこそオフ時の自爪への負荷は大きくなることに。
ダメージが深刻化すると、痛みや爪の脆さからネイルができなくなってしまう可能性もあります。定期的に爪を休ませながら育爪に取り組み、キレイな爪先で次のネイルに備えましょう。
爪が白くなってしまった時のネイルケア方法
無茶なネイルオフや施術をしていなくても、爪が白くなってしまうことはあります。そこで次に、白くなってしまった爪におすすめのネイルケア方法を4つ紹介します。
爪が伸びるのを待つ
先端付近が白い場合、爪が伸びることで解決するケースがほとんどです。
特にジェルネイルによる爪の薄さが原因となると、薄くなってしまった部分が上へと伸びてなくなれば解決します。ただし、薄くなった爪は割れやすいため、自爪への配慮が必要です。
あまりに薄いと縦方向に避け、痛みを伴うケースも。痛みが出た場合、爪の白さが回復したとしても、ネイルは当分お休みしなければなりません。自爪が割れないように注意を払いながら生活しましょう。
ネイルオイルなどで保湿&マッサージ
除光液などによる乾燥が原因の場合、ネイルオイルやキューティクルオイルを使って爪の根元を中心に保湿しましょう。
爪の保湿と同時に、ハンドクリームなどによるマッサージも取り入れてみる価値あり。指先の血行を促すことで、爪の発育にもアプローチできます。
マッサージのポイントは、クリームを手のひらでよく温め、指の一本一本を根元からしごき上げるように行うことです。
ネイルファイルで磨き上げる
ジェルネイルをしばらくお休みすると決めた場合、ネイルファイルを使用して爪をキレイに整えることがおすすめです。用意するのは180~220Gほどのスポンジファイルと、仕上げ用のシャイナー。
やり方は、まず目の粗い方で爪の白くパサパサとした部分を中心にスポンジファイルをかけ、次に目の細かい方を全体にかけていきます。表面がなめらかに仕上がったら、シャイナーを用いて好みのツヤ感になるまでやさしく磨きましょう。
マニキュアのベースコートを塗る
爪を折れないように補強したい、爪の白さがどうしても気になる場合は、マニキュアのベースコートを塗ってみてください。
クリアタイプのベースコートは白さを自然にカバーしてくれるほか、爪を衝撃から守ってくれるハードタイプもあります。
中には育爪に役立つ栄養が含まれているアイテムもあるため、ネイルをお休み中の対策におすすめです。
育爪しながらネイルを楽しもう
ネイルオフ後の爪の白さは、除光液による乾燥や過度なジェルネイル、自爪のトラブルが原因のケースもあります。
うるおい不足による白さは仕方がないこととも言えますが、爪が極端に薄くなったり割れたりしないよう日頃のケアが大切です。
定期的にネイルをしない期間も設けながら育爪をして、ネイルが映えるキレイな爪をキープしましょう。
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この記事の監修者
金子 実由喜