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ジェルネイルが浮く原因と対処法を解説!NG行動を即チェック!

技術・デザイン

ジェルネイルをするうえで、1度は経験するのがリフト(浮き)ではないでしょうか。せっかくのかわいいデザインも台無しになってしまいショックですよね。

そこで今回は、ジェルネイルが浮く原因を突き止めるとともに、ぜひ実践してほしい対処法をご紹介します。

これだけはやっちゃダメ!といった間違った対処法もお伝えするため、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

ジェルネイルが浮く原因とは?予防策も解説

一見頑丈そうに見えるジェルネイルですが、さまざまなことがリフトの原因につながります。以下では、ジェルが浮いてきてしまう原因と、その予防策を細かく解説します。

プレパレーション(下準備)不足

多くの人が陥りやすいのが、下準備が足りていないというケースです。爪に油分・水分が残っていたり、甘皮の処理が甘かったり、爪を整えた際のダストが取り切れていない、ということも考えられます。

加えて、サンディングが軽すぎるため浮いてくるということも。

ジェルを塗布する前には、ネイルプレップや消毒用エタノール、リムーバーを浸したコットンで、爪や周囲の皮膚の油分・水分をきっちり取り除いておくことが大切です。

※ネイルプレップやエタノールにはアルコールが含まれているため、アルコール過敏の方は避けましょう。

指先を酷使するライフスタイル

ジェルネイルが浮く原因が、実は生活のなかに隠れているということもあります。洗い物などの水仕事はもちろん、紙を多く触ったときの乾燥も引き金になります。

また、重いものを持つ仕事などで、物理的に指先を酷使していることも要因に。また、サウナや岩盤浴など、湿度の高い環境もジェルネイルには負担になります。

ジェルネイルをしている間は、手先を使う仕事・スパ施設などの利用をなるべく避けましょう。特に食器用洗剤を使ったあとは乾燥しやすいので、ハンド・ネイルクリームなどで保湿を徹底してください。

水を使う作業のときは、防水手袋・グローブを着用するのがおすすめです。

爪の状態や体質

元々の体質や、自爪の状態が影響している可能性もあります。爪が薄くなっている、痛みがある、傷付いている、2枚爪といった、不安定な状態のときは特に要注意です。

汗をかきやすく皮脂が多い人は、爪の油分を丹念に拭っておくことが必要。また肌が乾燥しやすい人は、普段からハンドクリームを塗るなど保湿ケアに努めることも大切です。

ジェルの塗布量間違い

主にセルフでジェルネイルをしている人に当てはまりやすいのが、ジェルの塗布量を誤っているケースです。

少なすぎると爪のしなりへの耐性が下がり、逆に多すぎると爪周辺の皮膚に付着しやすくなるため、皮脂の油分や水分から浮きやすくなってしまいます。

特にセルフジェル初心者の人は、多すぎず少なすぎず適度なバランスで塗ることを意識しましょう。

エッジまで塗れていない

爪の先端部分から浮いてきてしまうことが多い人は、エッジ部分まで塗り切れていない可能性があります。自爪とジェルの間に隙間ができると、そこから剥がれやすくなってしまうからです。

最初に塗るベースジェルが、エッジまで行き届いているか注意しましょう。エッジまできちんと塗っていることを確認した上で、カラージェル・トップジェルもくまなく塗布しましょう。

ジェルの硬化不足

爪の状態や下準備は万全、という人は、ジェルの硬化不足に注目を。完全硬化・仮硬化ともに同じです。

また、ジェルを硬化させるライトは機種によってワット数が異なり、照射時間も違ってくるため注意が必要です。

使用しているジェルネイルの硬化時間を確認するとともに、ライトの照射時間が足りているか今一度チェックしてみてください。

付け替え時期を過ぎている

忙しい人に多いのが、付け替え時期を守れていないということ。

爪が伸びると根元の自爪とジェルの隙間が大きくなります。すると、ジェルと密着している自爪が引っ張られる形となり、少しの衝撃でも亀裂が入る可能性が!

目安となる3~4週間でジェルオフし、2ヶ月以上放置しないように心がけましょう。

ジェルネイルが浮いた時のNG行動について

次に、ジェルネイルが浮いてもやってはいけない方法をお伝えします。焦ってしまう気持ちは分かりますが、以下のような行動は絶対にとらないようにしましょう。

・浮いた隙間を接着剤・トップコートで埋める
・無理に剥がそうとする

自爪とジェルの間を接着剤やトップコートで埋めると、自爪の水分や湿気が逃げられなくなり、グリーンネイルに陥ってしまうことも……。

大きくぱかっと剥がれてしまった場合など、応急処置として短時間であれば取り入れることが可能です。

ただし、できるだけ早めにジェルオフすることがおすすめ。また、無理に剥がすと自爪を痛めてしまうため避けましょう。

ジェルネイルが浮いた時の正しい対処法を解説

NG対処法を念頭においたうえで、適切な対処をすることが重要です。

以下では、「爪先から浮いてきた」「根元から浮いてきた」2パターンの対処法について、順を追ってご説明します。

ジェルネイルが浮く原因と対処法

パターン⑴ 爪先から浮いてきた時

1.浮いている箇所をネイルファイル(スポンジファイル)で削り落とす。
2.自爪とジェルの段差をネイルファイルで削ってなめらかにする。
3.自爪をサンディングする。
4.爪表面のダストや油分をクリーナーなどで拭き取る。
5.剥がれた自爪部分に、ベースジェル→カラージェルを順に塗ってそれぞれ硬化させる。
6.段差をなくすため、全体にトップジェルを塗る。
7.硬化させ、未硬化ジェルを拭き取ったら完成!

<POINT>
もし浮いている部分の範囲が広い場合、ニッパーなどで切るのも1つの手です。

また、サンディングはジェルの密着を高めるためなので、軽くする程度で構いません。ジェルを塗る前は、ダストなどが残らないようしっかり取り除いておきましょう。

パターン⑵  根元から浮いてきた時

1.甘皮処理をする。
2.浮いた部分のジェルを、#180程度のネイルファイル(またはニッパー)で削り落とす。
3.自爪とジェルの段差をネイルファイルで削ってなめらかにする。
4.自爪をサンディングする。
5.爪表面のダストや油分をクリーナーなどでふきとる。
6.剥がれた自爪部分に「ベースジェル」→「カラージェル」を順に塗ってそれぞれ硬化させる。
7.段差をなくすため、全体にトップジェルを塗る。
8.硬化させ、未硬化ジェルを拭き取ったら完成!

<POINT>
根元が浮いてきた場合は、甘皮の処理を見直すことが大切です。甘皮の上にジェルを塗布してしまうと浮きやすくなってしまうため、プッシャーなどを使ってしっかりと除去しておきましょう。

浮いてしまった時も慌てず適切な処理を

思わず焦ってしまうジェルネイルの浮き。接着剤などでの強行突破を避けながら正しく対処することはもちろん、なるべく浮かないベースづくりやライフスタイルに整えることも重要です。

対処法や原因を把握し、リフトを怖がらずにジェルネイルを楽しみましょう。

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金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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