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CARRIERE JOURNAL
セルフネイルの長さだし方法

セルフネイルの長さだしは3種類!ジェル・アクリル・チップでの特徴と手順まとめ

技術・デザイン

ネイルの長さだしは、今すぐロングネイルを叶えたい方におすすめの方法です。とはいえ長さだしと聞くとむずかしそうなイメージがあり、手を出せない方も多いのではないでしょうか?

ネイルの長さだしのうち、チップを使う方法は比較的簡単で、初心者にも好適です。そこでここでは、チップを含めた3種類の長さだしについて詳しく紹介していきます。

CONTENTS

長さだしとは

ネイルにおける「長さだし」とは、ジェルやネイルチップをつけて、爪の長さを出すことを指します。自爪が短くても好きに長さを足せるため、以下のような人におすすめです。

セルフネイルの長さだし方法

・爪が弱くて長く伸ばせないけれど、憧れのロングネイルにしてみたい人
・爪を伸ばしている段階だけれど、今すぐロングネイルのデザインを施したい人
・爪が一部割れ・欠けてしまったため、他の爪と長さを同じにしたい人

セルフネイルで長さだしをする方法

むずかしそうに思える長さだしですが、セルフネイルでも可能です。

「ジェル」「スカルプ」「ネイルチップ」の3種類があるため、それぞれの方法と特徴を確認していきましょう。

ネイルの長さだし方法

ジェルネイル

ジェルによる長さだしとは、自爪にのせたジェルにライトを当て、硬化させることで長さを出す方法です。使用するジェルは、以下の2種類があります。

・ソフトジェル(柔らかめのジェル)
・ハードジェル(硬めのジェル)

ソフトジェルは柔らかな質感で、大幅に長さを出したい時には向きませんが、5mm以内の長さだしであれば十分に対応できます。反対に、硬めのハードジェルであれば、1cm以上の長さだしも可能です。

また、ソフトジェルはアセトン入りのジェルリムーバーで落とせるため、比較的オフが簡単。対してハードジェルは強度が高いぶん、ネイルファイルやマシンで削り落さなければなりません。

ジェルによる長さだしを検討中の方は、希望の長さと強度、オフのしやすさから、自分に合ったタイプを選びましょう。

スカルプ

スカルプによる長さだしとは、自爪の上にアクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜ合わせたミクスチュアをのせることで長さを出す方法のこと。アクリルスカルプチュアとも呼ばれています。

セルフネイルの長さだし方法

ジェルはソフト・ハードタイプで長さが異なりましたが、ジェルより強度の高いスカルプであれば、2mm~1cm以上までオールマイティに対応可能です。

ネイルチップ

ネイルチップは、自爪にネイルチップを付けて、ジェルやアクリルを塗り重ねて補強し、長さをだす方法です。

自爪全体に被せるようにして付ける「フルチップ(チップフォーム)」と、爪の先端部分にのみ付ける「ハーフチップ」があり、用途に応じて選べます。

ネイルの長さ出し方法

また、ネイルチップによる長さだしの大きな特徴としては、他の方法より時間がかかりにくいこと。あらかじめ形ができているため、自爪に付けるだけで手軽に長さだしの土台がつくれます。

ジェルネイルでの長さだし方法

ここからは、ジェルネイルでの長さだしの方法を詳しく紹介していきます。必要な道具と手順を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

ジェルネイルでの長さだしに必要な道具

ジェルネイルでの長さだしには、以下の道具が必要です。

・ネイルフォーム
・ネイルファイル
・ベースジェル
・クリアジェル
・硬化用ライト
・エタノール
・コットン

長さだしの手順

ジェルネイルでの長さだしの手順は、以下の通りです。

1.自爪の長さを短く調整する

はじめに、ネイルファイルを使って自爪を短くしていきます。ネイルフォームを自爪との間に差し込めるよう、1mm程度は残すのがベターです。

2.爪の上の油分やダストを取り除く

次に、エタノールを染み込ませたコットンで、爪の油分やダストを除去していきます。エタノールではなく、除光液やウェットティッシュを使うと、かえって油分を残す場合があるため注意してください。

3,爪全体にベースジェルを塗り、仮硬化させる

自爪がキレイに整ったら、ベースジェルを塗り残しがないよう、爪全体に塗ります。その後に硬化用ライトを当てていきましょう。

4.ネイルフォームを指に装着し、自爪からフォームにかけてクリアジェルを塗る

次に、ジェルをのせる土台となるネイルフォームを指に装着していきます。その後、自爪からフォーム上の希望の長さまで、ガイドラインになるようクリアジェルを塗り広げてください。

セルフネイルの長さ出し方法

ジェルと自爪の間に隙間ができやすい場合は、たっぷりめのクリアジェルを境目に上乗せすると、不自然さを軽減できますよ。

5.仮硬化させ、クリアジェルを二度塗りする

クリアジェルが塗れたら一度硬化させ、クリアジェルを爪全体に再度重ねていきます。厚く塗りすぎると硬化による熱を感じることがあるため、薄く塗りましょう。

薄く塗る場合は、何度か塗り重ねて厚みを出してみましょう。

厚みの理想としては、1mm前後が目安です。

6.硬化させ、フォームを丁寧に剥がす

再び硬化させたら、ネイルフォームをゆっくりと剥がしていきます。無理やり剥がすとジェルや自爪に負担がかかるため、剥がしにくい時はやや下向きに動かしてください。

7.未硬化ジェルを拭き取る

フォームが外れたら、エタノールを染み込ませたコットンで未硬化ジェルを拭き取っていきます。曇りなく仕上げるため、コットンは指ごとに違う面を使いましょう。

エタノールの代わりにジェルクレンザーを使用するのもおすすめです。

8.ネイルファイルで最終調整し、サンディングを行う

最後に、ネイルファイルで爪の形や表面を整えていきます。その後に、サンディングをすれば完成です。

もし表面の凹凸がなくならない場合には、再度クリアジェルを塗布して形や厚みを整えましょう。

スカルプでの長さだし方法

次に、スカルプでの長さだしに必要な道具と方法を、順を追って説明していきます。

スカルプでの長さだしに必要な道具

スカルプでの長さだしには、以下の道具が必要です。

・スカルプブラシ
・ネイルフォーム
・ネイルファイル
・アクリルリキッド
・ダッペンディッシュ
・アクリルパウダー
・エタノール
・コットン
・Cカーブスティック

長さだしの手順

スカルプでの長さだしの手順は、以下の通りです。

1.自爪の長さを短く調整する

スカルプによる長さだしも、ジェル同様にネイルファイルで自爪を整えるところから始まります。フォームを差し込めるよう、1mm程度残すのも変わりません。

2.爪の上の油分やダストを取り除く

エタノールを染み込ませたコットンで、爪の油分やダストも取り除いておきましょう。

3.ネイルフォームを装着する

続いて、ネイルフォームを装着します。フォームが自爪より不自然に細いと不格好になりやすいため、自爪と同等の幅になるよう調整しましょう。

フォームは自爪の形に合わせてカットしてもOKです。

4.アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜて、ミクスチャーを作る

フォームをはめていない方の手で、アクリルリキッドとパウダーを混ぜてミクスチャーを作ります。それぞれの量次第で柔らかくなりすぎたり硬くなりすぎたりするので、適度な硬さを目指しましょう。

5.自爪とフォームの境目にミクスチャーをのせ、フォーム側に伸ばす

ミクスチャーができたら、まず自爪とフォームの境目にのせます。そのままフォーム上で理想の長さまで伸ばしてください。

アクリルスカルプチュアでの長さ出し

6.ミクスチャーを自爪側にも伸ばす

フォーム上に広がったら、フォームと自爪の境目にもミクスチュアを足します。段差ができないよう、全体をなだらかにつなげるイメージです。

最後にキューティクル周辺にも少量のミクスチュアをのせ、なじませます。

7.硬化を待ちながらCカーブをつくる

ミクスチュアで形がつくれたら、数十秒硬化を待ちます。完全に硬化しきる前にCカーブスティックでピンチを入れ、親指の爪を使いながらきれいなCカーブを形成していきましょう。

8.フォームを剥がし、長さと形・表面を整える

最後にフォームを剥がし、ネイルファイルで長さと形、表面を整えて完成です。上からカラーを重ねる場合はシャイナーがけはせず、重ねない場合は磨いてツヤを出すと良いでしょう。

ネイルチップでの長さだし方法

最後に、ネイルチップでの長さだしに必要な道具と方法を、順を追って説明していきます。特にフルチップによる長さだしは最も簡単な方法のため、初心者はこちらから始めると良いでしょう。

ネイルチップでの長さだしに必要な道具

ネイルチップでの長さだしには、以下の道具が必要です。

・ネイルファイル
・ネイルチップ(フルチップ)
・両面テープ
・ベースジェル
・硬化用ライト
・エタノール
・コットン

長さだしの手順

ネイルチップでの長さだしの手順は、以下の通りです。

1.自爪に適したネイルチップを選ぶ

まず、自爪の幅やカーブに合ったネイルチップを選びます。上手く沿わないと仕上がりに違和感が出るうえ、浮きやすくなるため要注意です。

チップオーバーレイの方法

もし見つからない場合は、少し大きめのチップを選び、ネイルファイルで削って調整しましょう。

2.自爪の上の油分やダストを取り除く

続いて、エタノールを染み込ませたコットンで、自爪の上の油分やダストを除去していきます。フルチップの場合、ダストが残っていると見た目のキレイさが半減するので注意してください。

3.ネイルチップの裏側にジェルをのせる

自爪が整ったら、ネイルチップの裏側にクリアジェルをのせていきます。

4.ネイルチップを自爪にのせて上から押さえる

キューティクル周りは少し隙間をあけ、根元からゆっくりチップを自爪にのせていきます。

5.ネイルチップの形や長さを整える

ライトで硬化しネイルチップが自爪に固定されたら、ネイルファイルで形や長さを整えてください。

希望より大幅に長い場合は、ネイルニッパーなどで切っても構いません。また、チップと自爪の境目は違和感が出やすいため、しっかり段差をとるとよりキレイに仕上がりますよ。

6.トップジェルを塗って硬化させる

最後に爪全体にトップジェルを塗って、硬化用ライトをあてたら完成です。

ネイルの長さだしを習得して、デザインの幅を広げましょう

ジェルやチップを付けて、憧れのロングネイルを叶える長さだし。爪を早く伸ばしたい方や、爪が弱くキレイに伸ばせない方、割れてしまった爪のリペアにも向いています。

セルフネイルの長さだし方法

「ジェル」「アクリル」「チップ」と3種類あり、方法や特徴もさまざまです。フルチップを使う方法は比較的容易なため、初心者はチップによる長さだしから始めると良いでしょう。

自分に合ったやり方を探して、ネイルライフを楽しんでくださいね。

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金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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