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CARRIERE JOURNAL
マニキュアの塗り方

マニキュアのキレイな塗り方まとめ!セルフネイルをムラなく仕上げるコツ

技術・デザイン

自分好みのマニキュアを彩って楽しめるのがセルフネイルの醍醐味ですが、色ムラやヨレに悩む人も多いのではないでしょうか。指先は日頃よく目に入るパーツなので、仕上がりがよくないと気分も塞ぎますよね。

そこでここでは、マニキュアのきれいな塗り方を再確認するとともに、セルフネイルに必要なアイテムを紹介します。あると便利なアイテムもお伝えするので、備えを万全にしてムラの無いネイルを目指しましょう。

セルフネイルの手順とコツ

マニキュアの塗布とネイルケアは、セットで行うのが基本。お手入れの不行き届きは、マニキュアの仕上がりや持ちを左右するため注意が必要です。

マニキュアの塗り方

以下では、ネイルケアの方法・マニキュアの塗り方を2STEPに分けて紹介します。

⑴ネイルケアでベースづくり

はじめに、ネイルケアの手順を追って確認していきましょう。

甘皮の処理をする

まず、甘皮の処理から始めましょう。処理する前にお風呂やお湯を使って手をあたため、甘皮と爪全体をふやかしておくのがポイントです。

甘皮がやわらかくなったら、親指にガーゼを巻き付け、くるくるとマッサージするようにやさしくほぐしていきます。引っ張られて出てきた甘皮やささくれは、ニッパーを使って丁寧に切り落としましょう。

【甘皮処理をする理由】

甘皮(別名「キューティクル」「爪上皮(そうじょうひ)」)は、爪の根元にある薄い膜のようなもの。爪と皮膚の間に殺菌などが侵入しないようにする役割があります。

ですが、適切にケアをせずに不要な部分まで残したままでは、自爪が乾燥しやすくなったり、マニキュアやジェルネイルを塗布した際に剥がれやすくなったりします。

なお、甘皮処理をする際は、キューティクルリムーバーを施すとより効率的に甘皮を除去できます。

爪の形を整える

甘皮をすっきりと処理できたら、次は爪の形を整えていきます。

爪やすり(ネイルファイル)は爪を傷めない目が細かめのものをチョイスし、爪に対して斜め45度の角度に当て削っていきます。

爪やすりを往来させると爪がガタガタになってしまうため、同じ一方向に動かすのがコツです。

【爪切りより爪やすりのほうがベター?】

爪やすりを用いて削り落としていくのが基本ですが、あまりに長さがある場合は爪切りを用いても構いません。

ただし、爪切りは衝撃が強く、二枚爪や巻き爪などになる可能性もあるため、ある程度長さを整えた後の長さ・形の調整や角を落とす細かな作業は爪やすりに託しましょう。

爪表面の磨き上げと保湿

爪の形が決まったら、次は表面をなめらかにするためバッファーで磨いていきます。マニキュアの持ちが悪くなったり、リフトの原因にもなったりすることを防ぐため、凹凸をしっかりとクリアにしましょう。

表面がなだらかになったあとは、キューティクルオイルなどで手指をしっかりと保湿。乾燥はセルフネイルにとって大敵です。

余計な油分・汚れの除去

マニキュアを塗る直前には、除光液やプライマー(油分除去剤)、消毒用エタノールを染み込ませたコットンで、爪に残った油分や汚れを取り除きます。※アルコール入りのウェットティッシュでも代用可能

爪に油分が残っているとマニキュアがヨレやすくなるため、すみずみまで拭き取っておきましょう。

⑵マニキュアの塗り方

ネイルケアが完了したら、次はマニキュアを塗っていきましょう。

ベースコートを塗る

マニキュアを塗る前には、ベースコートの塗布が欠かせません。ハケに取るときは最小限の液量に抑えられるよう、ボトルの口でしっかりしごき落としましょう。

まず、爪の先端部分(エッジ)を縁取るように塗り、続いて爪の中央・左・右の3ラインに手早く塗るのがコツ。繰り返し重ね塗りするのは避け、塗り終わったら十分乾くまで待ちましょう。

マニキュアを重ねる

ベースコートが乾ききったら、マニキュアを塗布します。ベースコートと同じく、ハケにつく余分な液を落としながら薄く塗り広げていきます。

先端・中央・左右と手順は同じ。利き手の爪から先に塗ると、後々失敗しにくくなります。また、濃淡を調整したい場合は、一度ずつ乾かしてから塗り重ねるとヨレを回避できるでしょう。

【マニキュアがはみ出てしまった場合は?】

周りの皮膚にマニキュアがついてしまった場合は、除光液を染み込ませたコットンや綿棒で対処できます。

コットンを使用する場合は、ウッドスティックなどに巻き付けて使用すると細やかな調整が可能です。

トップコートで仕上げ

セルフネイルの持ちをよくしたいのなら、トップコートでの仕上げが必須です。

手順はベースコート・マニキュアと変わりません。ただし、既に2つの液を重ねているため、最もヨレやすい段階。マニキュアが定着しているかを確認してから、慎重かつ素早く塗り広げましょう

【トップコートは塗り直すと吉?】

トップコートは、持ちに加え、見た目の艶やかさや美しさも左右します。3日程度の間隔を開け、塗り直しを行うときれいな爪先を保てるでしょう。

セルフネイルの基本アイテム

マニキュアの塗り方をおさらいしたところで、セルフネイルに必要なアイテム一覧を紹介します。

手持ちの道具と照らし合わせ、ネイルの準備を進めましょう。

セルフネイルの基本アイテム

■キューティクルリムーバー(オイル)
■爪やすり(ネイルファイル)
■ニッパー
■プッシャー
■ガーゼ
■コットン
■除光液
■ベースコート
■マニキュア(ポリッシュ)
■トップコート

キューティクルリムーバーは、ハンドクリームでの代用も可能。プッシャーはスプーン・綿棒・ウッドスティックなどでも代わりになります。セルフネイル初心者は、まず代用品でチャレンジしてみるのもひとつの手です。

セルフネイルを極めたい人向けアイテム

より高い利便性や完成度を目指したい人には、以下のアイテムがおすすめです。

マニキュアうすめ液

劣化しはじめのマニキュアに役立つのが、マニキュアうすめ液です。

マニキュアうすめ液とは、マニキュアのボトルに数滴そそぐと、固まりかけた状態を緩和してくれる便利アイテム。ドロドロのマニキュアはムラになりやすく、うつくしい仕上がりを妨げます。

お気に入りのネイルがドロッとして塗り心地がイマイチだと感じるなら、ぜひ試してみてください。

速乾タイプのポリッシュ

ネイルがすぐヨレてしまう人におすすめなのが、速乾タイプのポリッシュです。

きれいな仕上がりを保つためには、ベースコート・マニキュア・トップコートすべてにおいてよく乾かすことが基本。速乾タイプであれば、ヨレのリスクを軽減できます。

さらっとしたテクスチャが一般的なため、厚塗りになることも避けられるでしょう。

ネイルガード

ネイルガードは、ネイルを乾かす時間が十分にとれない忙しい人や、せっかちさんにぴったりなアイテム。指先全体をぐるりと覆うデザインで、周囲の衝撃から塗りたてのネイルを守れます。

サイズ調節を簡単に行えるものなら、指のサイズを気にすることもありません。待ち時間をノンストレスで快適に過ごしたい人も要チェックです。

ポリッシュ用ネイル乾燥機

乾燥時間をより短縮して、サロン並みのクオリティに仕上げたい上級者は、ネイル乾燥機(ネイルドライヤー)に注目。マニキュアを塗った指先を差し込むと、ドライヤーのように風が起こりネイルを乾かしてくれます。

フットネイルも兼用できる幅広タイプなど大きさもさまざまで、タイマー機能や温風・冷風切り替え機能など、機能性も機種によって多種多様です。デザインや充電方式などもあわせ、自分の使い勝手のよいタイプを選びましょう。

ムラのないつややかな爪先を目指して

日ごろ何気なく塗っているネイルでも、仕上がりのうつくしさや持ちがよくなると気分もアップ! ネイルケアはマニキュアを塗る前だけでなく、日ごろから心がけておくとクオリティを維持できます。

マニキュアをはじめネイルアイテムを集めつつ、充実したセルフネイルライフを送ってくださいね。

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金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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