ネイリストの年齢に応じた働き方って?一般的な世代別キャリア例
仕事・キャリア
「ネイリストの仕事は何歳まで続けることが出来るの?」「ネイリストになりたいけど自分の年齢では遅くはないだろうか?」など、ネイリストになる夢と年齢に関する悩みを持たれたことはないでしょうか。
答えは、ネイリストに年齢は関係ありません。技術をしっかり身に着ければ何歳からでも始められ、また何歳でも活躍できます。
といえ、体力が必要な部分があることも否定できないため、加齢によって新たな悩みがでてくることも。そこでここでは、一般的なネイリストの年齢に応じた働き方や、加齢により苦労する点などをご紹介します。
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年代ごとの働き方
ネイリストは自身の技術があれば、いつからでも始められ、いつまででも続けられる仕事です。そういったことから、年齢に関係なく働き方は人それぞれ自由に選ぶことができます。
以下では、ご自身の仕事の仕方を見つける参考として、年代別でよくみられるネイリストの働き方をご紹介します。
【10代~20代】
一般的にこの年代でよくみられる働き方として、ネイルサロンでの勤務があります。
来店する顧客層に合わせたネイリストを採用したい、技術育成のために「色」がつく前の若い世代が欲しいなどの理由から、サロンで採用されやすい年齢が10代~20代という背景が少なくありません。
また、ネイルの技術を身に着けた直後のため、開業に不安があったり、現場でよりネイルについて学びたかったりする理由から、10代~20代ではネイルサロン勤務を選ぶ方が多いこともあります。
さらに、サロン勤務になると収入や福利厚生その他の経済面で安定したり、頑張り次第では20代で店長になれる可能性があったりするため、このような点も踏まえてサロン勤務が選ばれやすくなるのです。
※中には学生時代にネイリストの資格を取り、早くから開業する方もいます。
【30代~40代】
一般的には、この年代から独立する方々が増える傾向にあります。
ただし「独立」といっても様々で、自身のサロン開業やネイリストの講師になる方などがいます。ですが近年では、独立の中でも「ホームサロン開業」に注目が集まっています。
ホームサロンのメリットとして、店舗型より費用を抑えられることや、通勤時間が掛からないこと、子育てとの折り合いがつけやすいなどが挙げられます。
30代~40代では妊娠、出産を理由に退職される方も多く、その後のサロンへの復帰にもハードルを感じてしまうため、ホームサロンを開いてネイリストを続ける方が多くなるのです。
ここまで独立についての話が続きましたが、もちろん、30代~40代でもサロン勤めを続けられる方はいらっしゃいます。また、育児などで退職するネイリストが増え、経験あるネイリスト層が少なくなるサロンも多く、最近では採用年齢幅を広げているケースも増えています。
【40代からネイリストになる方も】
40代以降からネイリストになる方もいらっしゃいます。そういった方は、まずはネイルスクールへ通うことがおすすめです。
美容全般を扱う専門学校と異なり、ネイルスクールはネイルに特化した、より実践的な技術が身につきます。また、専門学校が2年かかるところ、ネイルスクールでは早くて数カ月の短期コースなどが選択できます。
さらにネイルスクールには、入学に際して上限の年齢制限がありません。そのため、新しい何かを試したいという気持ちになった時に気軽に学べる場所といってよいかもしれません。
しかし、資格をとったは良いものの働く場所を見つけることが出来ない……、という悩みも否めません。そういった場合は、顧客年齢層が比較的高いネイルサロンなど、落ち着いた雰囲気を求められる職場がおすすめです。
また、未経験者採用のハードルが高い場合、実力をつけホームサロンの開業を目指すケースも。
前述の通りホームサロンの場合、自身でいろいろと決定できるため、ライフワークバランスが保て、メリットが多くあります。
開業するのは初めてで不安という方は、ネイルスクールによってホームサロンの開業支援を行っているところもあるため、スクールを決める時点でよく確認し、開業支援制度を有効活用しましょう。
加齢によるサロンワークの辛さ
ネイリストだけではありませんが、加齢により仕事がつらくなるといったケースは珍しくありません。
例えば、視力の低下により、細かい作業がしづらくなり、繊細なネイルの仕上げに苦労するといったことがありえます。
また、人気のサロンでは、絶えず予約が入り、休みなく何人ものお客様を対応することも。そういった際、若いころは対応できた人数が、年齢が上がるときつく感じることもあります。
さらに、流行と自身の感性のズレが生じることもあります。たとえば、ベテランになるほど様々な趣味趣向のお客様を受け持つことになったり、お客様の年齢層と自身の年齢が離れたりすると、自身の世代でよいと思われたデザインがお客様の年齢層によっては受け入れられない、といったこともありえるのです。
常に最新の流行りをキャッチする姿勢も大事ですが、自身の感性と合わない場合、苦労することもあることは押えておきましょう。
まずはネイルスクールで夢の第一歩を!
ネイリストを目指すのに、遅いといったことはありません。また、手に職がつけばいつでも、いくつになっても働くことが可能であり、ホームサロンの開業も夢ではありません!
ネイリストへの憧れを叶えるためには、一歩踏み出すことが大切です。まずはご自身のライフスタイルに合ったネイルスクールを探して、確かな技術と知識を習得しましょう。
CARRIERE(キャリエール)はJNA認定校です。卒業生の就職先や就職サポート制度、独立開業サポート制度が充実! また校内にて定期的に検定試験を実施中です!
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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
この記事の監修者
金子 実由喜