ネイルサロン衛生管理士資格について|試験概要と試験に向けての注意すべき点
資格
不特定多数のお客様と接することになるネイルサロンは、ネイルの知識・技術の高さはもちろんのこと、お客様に安心してご利用になっていただくために衛生管理も徹底して行っていなくてはいけません。
そのために、プロネイリストが「サービスを提供するプロフェッショナル」の証として取得する資格のひとつに、「ネイルサロン衛生管理士」があります。
正確には、「特定非営利活動法人日本ネイリスト協会」(略称JNA)認定の「ネイルサロン衛生管理士資格」を指し、衛生面を含めてお客様の信頼を勝ち取るために重視される資格です。
そこでここでは、「ネイルサロン衛生管理士」についてご紹介します。
CONTENTS
ネイルサロン衛生管理士資格とは
JNA公式サイトによると、ネイルサロン衛生管理士資格とは、
“「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、サロン従事者への啓発活動を通じて、国民の健康を守る安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的として、ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に「ネイルサロン衛生管理士」資格を付与する制度”
のことを指します。
いわゆる実技試験はなく、JNA認定校で講習会を受講した後、筆記試験を受けて合格ラインに達すれば資格が付与されます。
なお受講資格は、18歳以上ならばネイルサロンでの実務経験は問われません。
講習・テストの流れ
講習後にその流れでテストが行われ、当日中に合否が判定され認定証・バッジ授与が行われるため、1日で取得できます。
第1部(180分)
理論講習
※講習当日にテキストが配布されます。
第2部(20分間)
確認テスト
※合格基準は100点満点中80点以上
第3部
試験問題の解説・まとめ・成績発表 ⇒ 認定証・バッジ授与
※不合格の場合は補習受講があります。
資格有効期限
有効期限は取得年を含む3年目の12月末日まで。一度の資格継続手続きを完了することで、「永続認定」(無期限に保証される資格)になります。
CARRIERE(キャリエール)はJNA認定校です。校内にて定期的に検定試験を実施中!
キャリエールの検定合格保証制度について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
⇒【検定合格サポート】
「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」とは
JNAが制定している「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」とは、ネイルサロンの衛生管理に関するガイドラインを指します。
日本国内のネイルサロン業界における統一基準を制定することで、国内のネイルサロンの衛生環境を向上させ、お客様に安心・安全を提供することを目的としています。
就職や独立開業時のメリットにも!
衛生管理をおざなりにしたサロン環境は、多くのお客様に高品質なサービスを提供するプロフェッショナルな空間とは言えません。高度な技術を支えるのは基本の衛生管理から、なのです!
なお、ネイルサロン衛生管理士資格を持っていることは、ネイルサロン就職時や独立開業時のメリットになり、また自身の知識・スキルとしての強みにもなります。
プロのネイリストとして幅広く活躍するために、視野を広げて衛生管理士資格を取得することも念頭に置いておきましょう!
CARRIERE(キャリエール)はJNA認定校です。校内にて定期的に検定試験を実施中!
キャリエールの検定合格保証制度について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
⇒【検定合格サポート】
検衛生管理士対策講習を含む、コース&カリキュラムについてはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールネイルカレッジのコース&カリキュラム】
※キャリエールネイルカレッジは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
この記事の監修者
金子 実由喜