アクティベーターの正しい使い方と注意点！ネイルを安全に楽しむための豆知識

ネイルをする際に、よく名前を聞いたり使用したりするツールのひとつ「アクティベーター」。ネイルにストーンなどを貼り付けるときに目にすることが多いのではないでしょうか。

また、セルフネイル施術時に自身でアクティベーターを使用する場合、正しい使い方や注意点があることはご存じでしたでしょうか。

そこでここでは、アクティベーターの種類や正しい使い方、取り扱い時の注意点など基本情報をご紹介します。

ネイルのアクティベーターとは？

（ネイルに関する）「アクティベーター」（日本語で「活性剤」）とは、ネイルアートをする際、ストーンやネイルチップを爪に装着するときに使う専用の接着剤と併せて使用することで、接着剤の効果を促進させるものです。

接着剤（主にレジンやグルー）は、硬化するには10分～数時間かかるものがありますが、アクティベーターを使用することにより硬化時間が早まり施術を楽にしてくれます。

また、接着剤を使用する際、気泡が出来ることがありますが、アクティベーターを使用すると気泡の発生を抑えることも期待できます。

アクティベーターは２種類

アクティベーターには大きく分けて２種類あります。液体を吹き付ける「スプレータイプ」と、直に塗る「ブラシタイプ」です。

スプレータイプのメリットは、速乾性があること。ブラシタイプより早く接着剤を硬化させることが出来ます。

反面、デメリットとして、硬化の途中で熱が発生することがあります。注意点で詳しくご紹介しますが、爪が薄い方には向いていないタイプです。※熱の出ない製品もあります。

ブラシタイプのメリットは、マニキュアのようなブラシがついていることから、細かな作業をする際に量などを調整して塗ることが出来ること。また、スプレータイプとは異なり、爪の薄い方でも量を調整することで使用しやすいと言えます。

デメリットは、硬化時間がスプレータイプよりかかる点にあります。

以上のように、スプレータイプとブラシタイプそれぞれに特徴があるため、シーンや爪の形状、体質などの相性によって使い分けるほうがよいでしょう。

アクティベーターの正しい使い方

スプレータイプのアクティベーターを使用する際は、爪から10～15cm離して指1本ずつに吹きかけてください。なお、1本の爪に吹きかける回数は、多くても2回までにとどめましょう。

近距離で吹きかけたり、回数を多く吹きかけてしまうと発熱が強くなってしまったり、気泡が出来てしまうことがあるので注意してください。

ブラシタイプを使用する際は、筆につける量を調整して使用してください。また、使用後はブラシ部分をキッチンペーパーなどで拭くようにしましょう。拭かずにおくと、接着剤の作用により筆が固まってしまいます。

また、スプレータイプでもブラシタイプでも共通してですが、作業を終えた際はしっかりとふたを閉めて保管するようにしてください。アクティベーターは揮発しやすく、ふたのしまりが悪かった場合、揮発（蒸発）して中身がなくなってしまうこともあります。

アクティベーターの注意点

先述したように。アクティベーターを使用する際は発熱をする場合があります。そのため、発熱が最大の注意点になります。

熱が出る原因は、接着剤が硬化する際の化学反応。アクティベーターは接着剤の硬化を促進するため、比例して化学反応も早まります。そのため、アクティベーターを使用しない場合以上に熱が発生してしまうのです。

以上から、爪が薄い・爪が弱っている方は敏感に熱を感じてしまうため、アクティベーターの使用には注意が必要であり、比較的熱の発生が少ないブラシタイプのほうが使用しやすいでしょう。

また、接着剤やアクティベーターの使用量が多い時はより早く発熱があるため、スプレータイプを多く振りかけることは避けましょう。

爪の薄さの判断方法

爪の薄い・厚いは、一目で判断しにくいものです。そのため、まずは少し爪を切ってみて、爪の柔らかさを確認してみましょう。「爪が柔らかい」ということは「爪が薄い」と判断できるためです。

また、健康状態や普段から行っているネイルアートの頻度もポイントになります。健康状態が良くない方は、爪にも症状があらわれ爪が薄くなることがあります。

また、ネイルアートを普段から良く行っていると、爪が薄くなることがあります。以上のような要因を踏まえて、施術する爪がどういった状態なのか判断し、爪の状態にあった施術方法を心がけましょう。

■正しく使用して安全にネイルを楽しもう！

アクティベーターをはじめ、どのようなツールでも正しい使い方や注意点を知って、安全に使用することが重要です。

今回ご紹介したアクティベーターの正しい使い方や注意点、それぞれのタイプの特性を覚えて、より楽しいネイルアートの時間を過ごしてみてください。

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