爪を綺麗にする方法!簡単4ステップのセルフケアから形別の整え方まで【基本~応用編】
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爪を綺麗にする方法は、実はとっても簡単です。とはいえ「不器用だから」「元々の爪が汚いから」と、お手入れするのを諦めている方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは、サロンに行かずとも綺麗な爪が手に入る方法をご紹介します。ケアしたての整った爪をキープする方法や、綺麗な爪の形にする方法もあわせてお伝えしますよ。
爪を綺麗にするケア方法
爪を綺麗にするためには、ネイルケアが必須。ネイルケアは大きく分けて「爪の長さ・形を整える」「甘皮処理」「爪表面を磨く」「爪の保湿」の4ステップで完了します。
セルフでケアするときは、以下の手順を実践してみてください。
【STEP(1)爪の長さと形を整える】
まず、エメリーボードで爪の長さと形を整えていきます。
エメリーボードをかけるときは、爪の先端に対しては90度、爪の先端のサイドには45度の角度を守り、一方方向に動かすのが鉄則です。往復がけしてしまうと爪に負担がかかってしまうため避けましょう。
オーバルやスクエア型など、形に沿った詳しい整え方は記事の中盤で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
【STEP(2)甘皮処理する】
長さと形が整ったら、甘皮を処理していきます。爪の根元にキューティクルリムーバー、なければハンドクリームをなじませ、柔らかくなるまで放置してください。
十分に柔らかくなったら、濡らせたガーゼを指に巻きつけ、くるくるとなぞるように余分な甘皮をやさしく取り除きましょう。
指で取り除けない細かな部分は、綿棒やキューティクルニッパーで代用すると上手くいきます。このとき、ささくれも一緒に除去すると、より綺麗な手指を目指せますよ。
【STEP(3)爪表面を磨く】
甘皮処理まで終わったら、爪表面にバッファーとシャイナーをかけていきます。
一般的なエメリーボードより目の細かなバッファーは、爪表面をなだらかに整えるのに効果的。また、シャイナーはツヤのある爪へと導いてくれますよ。
【STEP(4)爪を保湿する】
ネイルケアの最後は、爪を保湿して完了です。爪をしっかり保湿したいなら、角質層に浸透しやすいネイルオイルが向いています。
肌が乾燥しやすい方は、ハンドクリームやネイルクリームで手指を全体的に保湿するのもおすすめです。
綺麗な爪を保つ方法
せっかく爪を綺麗にしても、行動次第ではすぐに状態が悪くなってしまうかもしれません。
そこで次に、綺麗な爪をキープする方法を4つご紹介します。
【手指の保湿を怠らない】
ネイルケアの一つでもある「保湿」は、綺麗な爪を保つのに欠かせません。肌と同様にうるおいを与えてあげることが大切です。
ネイルオイルやネイルトリートメントのほか、手指全体にアプローチできるハンドクリームを塗るのを習慣化してみてください。
ハンドクリームなら爪周辺の皮膚まで保湿でき、カサつきの少ない柔らかな手指を保てるのがメリット。甘皮やささくれができにくい状態を作れて、ハンドケアもしやすくなるでしょう。
【マニキュアやトップコートを塗る】
綺麗な爪を保つために、マニキュアやトップコートを塗るのも一つの手です。マニキュアは爪の負担になるイメージがあるかもしれませんが、爪を物理的に覆って補強する役目もこなします。
さらにトップコートを上から塗れば、つやつやとした質感の綺麗な爪をキープできますよ。
ジェルネイル風に仕上がるものや、爪表面の凹凸をなめらかに整えられるものなど、さまざまなタイプがあるので好みのスタイルを探してみてください。
【爪周りをマッサージする】
爪や手指をマッサージしてあげることも、爪を綺麗に保つためのケアの一つ。マッサージには血行を促進する効果があるため、爪周りの印象アップに効果的です。
また、血行がよくなることで、爪がスムーズに伸びなかったり形が悪くなったりすることも防げます。指先をもう片方の手でつまんだりもんだりして、血色のよい健康的な爪を目指してみましょう。
知っておきたい爪の形
ネイルケアを習慣化するなら、知っておきたいのが爪の形です。そこで以下では、定番の「スクエア」「スクエアオフ」「ラウンド」「オーバル」「ポイント(アーモンド)」への整え方をまとめました。
冒頭でお伝えしたケア方法STEP(1)の応用編として、ぜひ試してみてください。
【スクエア・スクエアオフ型】
「スクエア型」は、ほぼ直線の先端ラインが印象的な形。曲線が少ないためややクールな印象です。
少し柔らかさを足したいなら、スクエア型の角だけ削った「スクエアオフ型」に整えてみてください。
スクエア・スクエアオフ型の綺麗な整え方
綺麗なスクエア型もしくはスクエアオフ型に整えるための手順は、以下の通りです。
(1)爪の先端に対し90度になるようにエメリーボードをあて、平たいラインになるよう削る
(2)爪のサイドに対し真っすぐなラインになるよう削る
※スクエアオフ型に整える場合
(3) (2)と同様のあて方で、爪の角を削り落とす
【ラウンド型】
最も定番といえる「ラウンド型」は、サイドが真っすぐで、先端が丸みを帯びたラインが印象的な形。
爪をあまり長く伸ばせない方や、可愛い印象に仕上げたい方におすすめです。
ラウンド型の綺麗な整え方
綺麗なラウンド型に整えるための手順は、以下の通りです。
(1)爪の先端に対し90度になるようにエメリーボードをあて、平たいラインになるよう削る
(2)爪のサイドに対し45度になるようにエメリーボードをあて、爪のサイドを真っすぐなラインになるよう削る
(3) (2)と同様のあて方で、爪の角を削り落として円周の一部のような形に整える
【オーバル型】
ラウンド型と並んで定番なのが、卵型のシルエットが特徴的な「オーバル型」です。
角がなだらかになっているので、ソフトさを醸し出しつつ、すらりとした印象に見せられますよ。
オーバル型の綺麗な整え方
綺麗なオーバル型に整えるための手順は、以下の通りです。
(1)爪の先端に対し90度になるようにエメリーボードをあて、平たいラインになるよう削る
(2)爪のサイドに対し45度になるようにエメリーボードをあて、爪のサイドラインに丸みをもたせるよう削る
(3) (2)と同様のあて方で、中心に向かって卵型になるよう全体を卵型に整える
【ポイント型】
オーバルより先端のカーブを急にしたのが「ポイント型」です。
先端が尖っている分、割れたり折れたりしやすいですが、指を長く見せたい方にはぴったりの形と言えます。
ポイント型の綺麗な整え方
綺麗なポイント型に整えるための手順は、以下の通りです。
(1)爪の先端に対し90度になるようにエメリーボードをあて、平たいラインになるよう削る
(2)爪のサイドに対し45度になるようにエメリーボードをあて、爪のサイドラインに丸みをもたせるよう削る
(3) (2)と同様のあて方で、爪の角を中心に向かってシャープになるように大きく削り落とし、先端が尖るように整える
爪を綺麗にするための注意点
爪を綺麗にするためには、ケア本番はもちろん、その前後の行動にも気を配らなくてはなりません。
そこで最後に、綺麗な爪のために注意したいポイントを3つお伝えします。
【ネイルケアは週1回を目安に】
綺麗な爪を保つうえでの注意点としては、週に1度程度のネイルケアをすることです。
爪は日が経つにつれて成長し、徐々に伸びていくもの。長さだけではなく、余分な甘皮やささくれもできやすくなってしまうのです。先にお伝えした4ステップを定期的に行うことで、ツヤのある健やかな爪を維持できます。
ただし、週に1度が目安とはいえ明確な決まりはないので、爪の清潔感がなくなってきたと感じるタイミングでケアしましょう。
【自爪にあった形や長さに整える】
自爪に適した形や長さを知ることも、綺麗な爪を作るうえでは大切です。爪は長さや形によって与える印象が変わりますが、必ずしも自分の雰囲気に合うとは限りません。
さらに、「ポイント型にしたい」など明確な理想があっても、自爪が弱くて欠けやすい・割れやすいといった場合、綺麗に保つのはやや困難と言えます。
無理なく爪を綺麗に保つためには、自爪のことを総合的に考えたうえで形や長さを決めるのが一番です。
【爪を柔らかくしてからケアする】
手指を温めて爪を柔らかくしておくことも、ネイルケア前の行動としては重要。爪が硬いままだとケアしたときに負担がかかりやすく、後々の割れや剥がれの原因になってしまうこともあるため要注意です。
ネイルケアをする前にはお風呂に入ったり、ぬるま湯に手を浸けたりして、爪に十分な柔軟性をもたせておきましょう。
綺麗な爪はこまめなネイルケアと見極めが肝心!
爪を綺麗にする方法は、4ステップと簡単。爪の形と長さを整え、甘皮を処理し、爪の表面を整えて保湿をすれば完了です。
ただし、綺麗な爪をキープするためにはそのまま満足するのではなく、週1回程度のお手入れと自爪に合った形の見極めが大切。爪の状態をしっかり把握したうえでこまめなネイルケアを習慣化し、爪を綺麗に保ちましょう。
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※キャリエール ネイルスクール学院長の金子 実由喜は、JNA副理事長です。
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この記事の監修者
金子 実由喜