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ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法!セルフネイルを美しく仕上げるコツ

技術・デザイン

ジェルネイルはセルフネイルでもネイルサロンでも人気の高いネイル技術ですが、よくあるトラブルの一つに「ジェルのはみ出し」があります。ジェルが皮膚にはみ出したままで硬化すると、見た目が悪くなるだけでなく、ジェルネイル全体の持ちが悪くなる原因にもなります!

また、爪以外の部分にジェルが固まってしまうと、アートや仕上がりが不格好になるだけでなく、爪の健康にも悪影響を及ぼすリスクもあるのです。

そこでここでは、ジェルネイルのはみ出しを防ぐための方法や、万が一はみ出してしまった場合の対処法について詳しく解説していきます。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐコツ

ジェルネイルを美しく仕上げるために、最も重要なポイントの一つが「はみ出しを防ぐ」こと。

はみ出しは見た目を損なうだけでなく、ジェルが浮いてリフトする原因にもなります。以下では、ジェルネイルのはみ出しを未然に防ぐための基本的なコツを見ていきましょう。

爪と皮膚の間に隙間をあけて塗る

ジェルを塗る際には、爪と皮膚の間におよそ0.1ミリ(髪の毛一本分)の隙間をあけて塗ることが基本です。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

このわずかな隙間を作ることで、ジェルが皮膚に触れて硬化するのを防ぎ、はみ出しを抑えることができます。

セルフジェルネイル初心者の場合、この隙間を取るのが難しいと感じるかもしれませんが、無理にギリギリまで塗る必要はありません。むしろ、最初は少し広めに隙間を取ることで、仕上がりの美しさと持ちの良さが向上します。

ジェルは少量ずつ塗ることで、流れ出すリスクを減らす

ジェルネイルの塗布は、一度に多くのジェルを使わず、適度な量で丁寧に塗ることが大切です。ジェルを一度にたくさん塗ると、余分なジェルが爪の端から皮膚に流れ出しやすく、はみ出しの原因になります。

特に厚みを出したい場合でも、重ね塗りし、各層をしっかり硬化させることで、厚みと美しさの両方を実現できます。

1本ずつ硬化させる

セルフジェルネイル初心者の方がジェルを塗る際には、全ての指に一度に塗るのではなく、1本ずつ丁寧に塗り、その都度硬化させることが重要です。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

複数の指にジェルを塗ってしまうと、硬化前にジェルが流れてしまい、はみ出しや広がりの原因になります。手間はかかりますが、1本ずつ確実に仕上げることで、美しい仕上がりを長く保つことができます。

ジェルネイルがはみ出した時の対処法

ジェルが爪からはみ出してしまっても、適切な対処法を知っていれば修正も難しくありません。

そこで次に、硬化前・硬化後のはみ出し部分の対処法について見ていきましょう。

硬化前のはみ出し部分を修正する方法

ジェルネイルの硬化前にジェルのはみ出し部分に気づいた場合は、すぐに修正することでトラブルを防げます。

最も簡単な方法は、ウッドスティックやエタノールを使って、ジェルを優しく除去することです。まず、ウッドスティックなどの先端を使い、はみ出した部分を軽く拭き取ります。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

角度を変えながら爪全体を確認し、見落としがちな側面や爪の根元部分も丁寧に処理しましょう。

もし、ジェルが皮膚に多く付着してしまった場合は、ウッドスティックにエタノールを含ませて優しく拭き取ると、よりきれいに除去できます。この際、力を入れすぎるとジェルが広がってしまうので、あくまで優しく丁寧に行うことが重要です。

硬化後のはみ出し部分を修正する方法

万が一、ジェルが硬化してからはみ出しに気づいた場合でも、慌てずに対処すれば問題ありません。硬化後のジェルは、ウッドスティックやファイルを使って慎重に削り取ることができます。

まず、ウッドスティックを使って、皮膚に密着した部分を少し浮かせます。その後、目の細かいファイルを使い、はみ出した部分を丁寧に削っていきましょう。

削る際には、ファイルの粗さや方向にも注意が必要です。目の粗いファイルを使うと削りすぎてしまうことがあるので、必ず目の細かいものを選び、一定方向に削るようにします。

往復がけをすると力が入りすぎてしまうため、力加減には十分気をつけましょう。また、周囲のアートや仕上がりを崩さないよう、慎重に作業することが重要です。

このように、はみ出し部分を早めに修正することで、ジェルネイルの美しさと持ちをしっかりと維持できます。

【硬化後のはみ出し部分を修正する際の失敗リスクと注意点】

ただし、硬化後にジェルネイルのはみ出し部分を修正する際には、慎重な作業が必要です。

修正がうまくいかないと、爪やアートが損なわれることがあります。以下に、失敗しやすいリスクとそれに対する注意点をまとめました。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

1. キューティクルや皮膚を傷つけるリスク

硬化後にジェルを削り取る際、ファイルやウッドスティックで力を入れすぎると、キューティクルや皮膚を傷つけてしまう可能性があります。

■注意点

ファイルを使うときは、目の細かいものを選び、削りすぎないように軽い力で少しずつ削っていきます。また、ウッドスティックは尖った部分ではなく、丸みのある部分を使って優しく作業することが大切です。

2. アートやデザインを崩すリスク

ジェルの修正中に、デザインやアート部分にファイルが触れてしまい、せっかくのアートを削ってしまうことがあります。

■注意点

修正する範囲をよく確認し、できるだけアート部分に触れないよう、狭い範囲を正確に削ることを心がけます。細かな修正には、エメリーボードやウッドスティックなど、細かい作業がしやすいツールを使うと効果的です。

3. 爪とジェルの間に空気が入るリスク

無理にファイルでジェルを削ると、爪とジェルの間に空気が入ってしまい、リフト(ジェルが浮くこと)の原因になることがあります。

■注意点

削る際は、力を入れすぎず、爪の表面に均等に当たるようにしましょう。また、削りすぎないように、目安としてはみ出した部分が目立たなくなる程度で止めるのがベストです。

4. 削った表面がギザギザになるリスク

硬化後のジェルを削ると、表面がギザギザになり、仕上がりが不自然に見えてしまうことがあります。

■注意点

ファイルを使用する際は、一方向に一定の力で削ることで、表面を均一に整えることができます。往復がけを避け、滑らかになるまで丁寧に仕上げましょう。

硬化後のはみ出し部分を修正する際には、これらのリスクに注意しながら、慎重に作業を進めることで、ネイルの美しい仕上がりを保つことができます。

ジェルネイルの持ちを良くするコツ

ジェルネイルを長持ちさせるためには、はみ出しの防止だけでなく、塗布の仕方や硬化のタイミングにも注意を払う必要があります。

ジェルネイルの持ちを良くするために重要な2つのポイントについてご紹介します。

爪の先端もしっかり塗布する

ジェルネイルを塗る際、爪の先端部分にもしっかりジェルを塗布することが、ネイルの持ちを大幅に向上させる重要なコツです。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

爪先のジェルが不足していると、爪の先端からリフトしやすくなり、早めに剥がれてしまう原因になります。特に爪先は外部の刺激を受けやすく、ジェルが剥がれやすい箇所です。

塗布の際には、爪の裏側(フリーエッジ)までしっかりカバーするように意識し、爪全体をジェルでコーティングすることで、リフトのリスクを減らせます。

セルフネイルではこの工程が見落とされがちなので、特に初心者の方は意識して爪先まで丁寧にジェルを塗りましょう。

正しい硬化時間を守る

ジェルネイルの持ちを良くするためには、正しい硬化時間を守ることも非常に重要です。適切な硬化時間を守らないと、ジェルが完全に固まらず、すぐにリフトや剥がれが発生する原因となります。

使用するジェルやUV/LEDライトによって推奨される硬化時間は異なるため、製品の説明書に記載された時間をしっかり確認して、過不足のない硬化を心がけましょう。

ジェルネイルのはみ出しを防ぐ方法と硬化後の対処法

また、UV/LEDライトの出力にも注意が必要です。出力が弱いライトではジェルが均等に硬化せず、部分的に完全にジェルが固まっていない箇所が残ることがあります。

最新のライトを使用し、照射面積や角度にも気を配り、全ての爪が均一に硬化するようにすることが、ジェルネイルを長持ちさせるコツです。

このように、塗布と硬化の両面で注意を払うことで、ジェルネイルの美しさをより長く保つことができます。

細部にまで気を配ってセルフジェルネイルを美しく!

セルフジェルネイルでもプロ並みの仕上がりを目指すためには、ご紹介したコツや対処法を実践し、日々のネイルケアに取り入れることが大切です。

細部にまで気を配ることで、美しい仕上がりと長持ちするジェルネイルを楽しむことができますよ。

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金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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