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CARRIERE JOURNAL
ネイルのささくれ対策

ネイルとささくれの関係とは?ささくれの原因と予防・ケア方法まとめ

その他

爪のまわりの皮膚が飛び出してきたり、カサカサと引っかかりを感じたりするささくれ。寒い季節やふとした瞬間に現れ、痛いのはもちろんネイルの見栄えが悪くて困る……そんなお悩みを抱える人は少なくないでしょう。

実はささくれは爪の一部で、立派なネイルトラブルのひとつです。

そんなトラブルを回避すべく、ここではささくれができる原因や対策法を紹介します。ささくれがあるときのネイル事情が気になる人も要チェックです。

ささくれがあるときでもネイルはしてOK?

ささくれがあっても、基本的にはネイルをして問題はありません。ただし、出血や腫れなどの炎症が伴う場合は、ネイルを控えた方が無難。

マニキュアやネイル用品に含まれる成分・薬剤がささくれから入り込み、状態が悪化する可能性があるためです。炎症が治まるまでの間は、大事をとってネイルを一旦おやすみにしましょう。

ささくれがあるときのネイルで気をつけること

炎症を引き起こしていないからといって、通常どおりにネイルをしていいという訳ではありません。

予めニッパーなどでささくれの先端をカットし、ネイルケアにおいて甘皮の処理はほどほどに。施術前にはクリームやワセリンなどで保護し、ささくれに直接マニキュアなどがつかないよう配慮することも大切です。

ささくれができてしまう原因

突如として現れるささくれは、何が原因でできるのか気になるもの。以下では、ささくれが発生する主な原因を3つ紹介します。

⑴指先の乾燥

ささくれができる原因として一番に挙げられるのが乾燥です。

肌のカサツキやぱっくりと割れて痛いアカギレの主な原因も肌の乾燥であるように、ささくれも皮膚の一部のため、乾燥しやすい冬場は特に発生しやすくなります。

空気が乾燥することはもちろん、夏場と違って水仕事や手洗いでお湯を使う機会も増えるでしょう。お湯は肌の水分を奪ってしまううえ、洗剤やソープが手に刺激となり、より一層症状がひどくなりがちに。

また季節を問わず、水仕事や手先をよく使う人、紙・段ボールなどを触る人も乾燥しやすいため、ささくれができやすいと言えます。

⑵食生活の乱れ・冷え

偏った栄養バランスからささくれが頻発することもあります。

皮膚はケラチンと呼ばれるタンパク質から形成されており、不足すると肌荒れやささくれを引き起こしやすい状態に。健やかな皮膚・粘膜を保つビタミンAやB2をはじめ、美しい肌づくりに欠かせないビタミンC・D・Eも大きなカギとなります。

仕事や学校、家事・子育てなどが忙しく、しっかりとした食事が摂れていない人や、ダイエットや食事制限をしている人も要注意です。

食生活に加えて、冷えによる血行不良も皮膚の状態をマイナスの方向に。体調不良も含め、健康的とはいえない生活がささくれを招いているかもしれません。

⑶甘皮処理によるもの

ネイルを常にしているという人に多いのが、甘皮処理やリムーバーが原因のケースです。

甘皮処理は爪まわりの皮膚を柔らかくほぐし、溜まった角質を取り除く手順を踏みます。いわば手指のピーリングのようなもので、ケア後は外的刺激にとても弱い状態に。

皮膚が薄く乾燥しやすい状態になるため、少しのことでささくれができやすくなります。

⑷リムーバーの刺激

リムーバー(除光液)が皮膚につくことから起こる場合もあります。

含まれているアルコールはもちろん、アセトン系のリムーバーを使っているのであればさらに注意。アセトンは性質上、皮膚に付着すると脂分を溶かしてしまい、肌のバリア機能をも乱れさせます。

バリア機能の弱まった肌は、乾燥によるささくれやトラブルを招くので気をつけましょう。

ささくれを予防する対策3つ

乾燥や食事のバランスなど、生活のあらゆる部分に危険性があるものの、できればささくれができるのを未然に防ぎたいもの。

以下では、ささくれを予防する対策を3つ紹介します。

保湿がいちばん!ネイルオフはノンアセトン系を

乾燥肌の人はもちろん、冬場などの乾燥しやすいシーズンとくに気をつけたいことが保湿です。

ハンドクリームやネイルクリームをこまめに塗り直し、常にうるおった手指を保つことがポイント。乾燥がひどい場合は、ワセリンと手袋の組み合わせも効果的です。

甘皮処理もささくれの原因のひとつであることから、ネイルケアで刺激を受けやすくなった爪には、キューティクルオイルやクリームをしっかりと塗り込みましょう。

また、ネイルオフにはノンアセトンタイプのリムーバーがベター。オフする力はやや劣りますが、肌にマイルドで乾燥もしにくい仕上がりです。

マッサージなどで血のめぐりをよくする

ささくれにつながる血行不良は、軽い運動やマッサージでの緩和が見込めます。普段は電車や車移動のところを、徒歩や自転車に切り替えることもひとつの手。ジムで汗を流したり、リラクゼーションサロンなどを利用したりするのもおすすめです。

もっと手軽に行いたいという人には、セルフハンドマッサージがうってつけ。よくあたためた手にクリームやオイルを塗って、指1本1本をやさしくもみほぐしていきます。

ネイルのささくれ対策

ささくれができる爪のサイド・付け根は念入りにアプローチ。血のめぐりがよくなると血色もよくなり、ネイルがよく映える健やかな手指が手に入るでしょう。

栄養バランスよく摂る!ビタミン&タンパク質に注目

食生活を見直し、バランスのよい食事を心がけることも重要です。

皮膚の健康に関わるタンパク質やビタミンA、B2などを積極的に摂取。なかでもビタミンAとB2は皮膚の健康を保つ働きを担っており、うなぎや卵、鶏のレバーなどに豊富に含まれています。

体づくりにも欠かせないタンパク質は、肉・魚・大豆・卵など多くの食べ物に入っているので補いやすいでしょう。ただし、がむしゃらに摂るのではなく、バランスよく摂ることがキーです。

ささくれのないうつくしいネイルを目指して

うるおい不足や食生活など、些細なことからできてしまうささくれ。乾燥は季節柄仕方がないとあきらめている人も、少しの努力で年中乱れのない指先が手に入ります。

ネイルの仕上がりを邪魔しないためにも、予防を徹底してささくれのないきれいな指先を叶えましょう。

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金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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