ネイリスト技能検定試験1級について|試験概要と試験に向けての注意すべき点
資格
プロのネイリストなら取得しておくべき資格に、「公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(略称JNEC)」が主催する「ネイリスト技能検定試験」があります。
プロネイリストとして必要な知識と技術の証である2級のさらに上のクラスとして、1級はまさにトップレベルのネイリスト必須の資格です。
そこでここでは、「ネイリスト技能検定試験1級」について見ていきましょう。
ネイリスト技能検定試験1級の試験内容
ネイリスト技能検定試験1級の試験内容は、大きく実技試験と筆記試験に分かれます。
JNEC公式サイトによると、1級は「トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識」の証となります。
■合格ライン:
・実技試験・・・50点満点のうち38点以上
・筆記試験・・・100点満点のうち80点以上
■受験資格:ネイリスト技能検定試験2級取得者のみ受験可能
■試験会場:オフィシャル試験会場
■スケジュール:春、秋の年2回
実技試験
■事前審査10分(5点配分)・・・テーブルセッティング・消毒管理、トレーニングハンドのチップの状態、チップ(ミックスメディアアート用)の状態
■所要時間150分
※2020年7月より、「モデル同伴」から「トレーニングハンドの使用」に変更となっています。コロナ禍に配慮した期間限定処置のため、詳しくはネイリスト技能検定試験公式サイトをご確認ください。
実技試験の内容の概要
【ネイルイクステンション】
①スカルプチュアネイル(左手5本)
②チップ&オーバーレイ(右手中指、右手人差し指)
【ネイルアート】
・ミックスメディアアート(右手薬指、テーマ有)
トップレベルの1級になると、作業工程ではなく仕上がりが評価対象となります。
実技試験は減点方式のため、「実技採点基準」を公式サイトで確認し、どの部分に注意すれば減点対象とならないかを事前にチェックすることをおすすめします。
筆記試験
■所要時間40分
・出題形式:択一問題、マークシート
・出題内容:ネイルの歴史、衛生と消毒、化粧品学(材料、内容成分、効果等)、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順、イクステンションの手順、その他実践的施術全般、プロフェッショナリズム、など
1級取得でトップネイリストの証を!
プロネイリストの証である2級の知識と技術のさらに上を行く、トップネイリストの証であるネイリスト技能検定試験1級。
合格率がおよそ30~40%台と難関の1級取得を目指して、入念な対策を事前に行っておくようにしましょう!
CARRIERE(キャリエール)はJNA認定校です。校内にて定期的に検定試験を実施中!
キャリエールの検定合格保証制度について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールネイルスクールの検定合格サポート】
※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
この記事の監修者
金子 実由喜