ネイリストとして活躍するために役立つ資格とは|おすすめのネイル資格紹介
資格
「ネイリストになりたい」「ネイリストとして活躍したい!」と希望する方は多くいらっしゃいます。ですが、ネイリストになるためにどういったことをすればよいのかわからない……、という声も。そのような、ネイリストへの道にお悩みの方におすすめなのが、ネイル関係の資格です。
ネイリストは国家資格ではないため、資格がなければネイリストになれない訳ではありません。ですが、「プロのネイリスト」として活躍するためには、当然ながら豊富な知識や経験、技術が必要になります。
そういったものを明確な目標を持って獲得でき、お客様やサロンへの就職時などに証明できるものが各種の資格なのです。
では、ネイリストに関係する資格には、どういったものがあるのでしょうか? ここでは、ネイリストとして活躍するために役立つ資格をご紹介します。
CONTENTS
JNECネイリスト技能検定試験
「JNECネイリスト技能検定試験」とは、国際的に通用するネイリストの育成を目指す、日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催する検定試験です。
2022年時点では、実施25年目を迎え、約905,000人の受験者実績があると公表されています。
試験は3級、2級、1級に分かれており、これらの試験に合格するとネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術および知識の習得が証明されます。サロンの求人では、この試験の2級以上の取得を求められることが多いでしょう。
JNAジェルネイル技能検定試験
「JNAジェルネイル技能検定試験」とは、安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的にNPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が実施している検定試験です。
試験は初級、中級、上級に分かれており、これらの試験に合格するとプロとして、サロンワークでジェルネイルを施術するために必要な理論と技術を修得していると証明されます。ネイルサロンでの看板メニューとされているジェルネイルでプロと呼べる基準は中級以上とされているようです。
JNA認定ネイルサロン衛生管理士
「JNA認定ネイルサロン衛生管理士」とは、先にご紹介したNPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が実施している「ネイルサロンにおける衛生管理基準」を正しく理解し、活用できることを証明する資格です。この証明があることで、サロンに対する安心感が変わってくるひとつの理由になります。
将来独立を考えている、自宅などでサロン開業したい、今務めているサロンで誰もこの資格をもっていないという方々は、ぜひとも取っておくべき資格と言えます。
JNA認定ネイルサロン技術管理者
「JNA認定ネイルサロン技術管理者」とは、サロンの技術水準の維持、向上を図ることを目的としてJNAが実施する講習会を受講することによって取得できる資格です。
この講演会を受講するためには、「ネイリスト技能検定試験2級」「JNAジェルネイル技能検定試験初級」「JNAネイルサロン衛生管理士」などの各種取得が必要になっており、少しハードルは高めです。
しかし、この資格を取得することで、サロンを営む際に「各スタッフの技術レベルや知識の質がバラバラ」といった、あってはならない事態を避けるための知識が身につきます。
ちなみに、この資格とあわせて「JNAジェルネイル技能検定試験中級」の資格を取得することにより、JNA認定ネイルサロンの技術管理者として登録することも可能となります。
JNA認定講師資格試験
「JNA認定講師資格試験」とは、JNAが実施しているJNA認定講師資格試験に合格することにより取得できる資格です。
この資格を習得することにより、ネイル専門学校の講師、ネイルイベントの実行委員や検定試験の試験官、コンテストの審査員、ネイルセミナーの開催など、多岐にわたる分野で活躍することができます。
一般的にネイリストに比べ給与水準が高いとされる講師になれるため、目指す方の多い資格となりますが、その分、難易度が高くなっています。
プラスで役立つ資格紹介
その他、プラスで持っていると役に立つ資格をご紹介します。
パラジェルディプロマ
パラジェルとは、サンディングが一切不要なソフトジェルネイルのこと。自爪を削らないため、ネイルを楽しみながらも健康的な自爪の状態を保つことができます。
パラジェルに関する技術を習得していると、教育機関から卒業証明書や業績証明書(ディプロマ)を授与されることも、ネイリストとしての活躍の幅を広げる一助になります。
日本化粧品検定
化粧品に関する幅広い知識を身につけることができる文部科学省後援の検定試験で、サロンワークで取り扱うジェルやオイル、ローションなど様々な化粧品の知識が身につきます。
最近ではアレルギーなど各種成分でのトラブルもあることから、あると役立つ資格といえます。
色彩技能パーソナルカラー検定
色彩の基本的な理論を習得し、より実践的に「色を見分ける」ための目の訓練を行うことができる検定試験。試験を通じて流行りのパーソナルカラーを学ぶこともできます。
ほかのネイリストとの差をつけるといった意味でも役立つ資格といえます。
各種ハンドケアの認定
ハンドケアセラピストなど手や腕のマッサージ、ケアに関する各種認定試験があります。
爪だけでなくトータルなケアができるという強みをつけることができ、こちらもおすすめの資格といえます。
効率的に資格を取得するには
様々な資格をご紹介しましたが、どのように勉強すればよいかわからない、何から手を付ければいいかわからない……、と悩まれることも。
そういった場合には、効率的に資格の勉強、習得する方法の一つとして、ネイルスクールや専門学校に通うことをおすすめします。
ネイルスクールや専門学校では体系的、実践的に知識や技術を教わることができ、講師やクラスメイトなどと直接やりとりできるので、学習のスピードや質を上げることができます。
様々な資格があるネイリストの世界で、より自分に適した方法や資格を選んで、ネイリストとしての活躍の場を広げましょう!
CARRIERE(キャリエール)はJNA認定校です。校内にて定期的に検定試験を実施中!
■キャリエールの検定合格保証制度について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールの検定合格サポート】
■検定対策コースを含む、コース&カリキュラムについてはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールネイルスクールのコース&カリキュラム】
※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
この記事の監修者
金子 実由喜