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ジェルネイル検定を取得するメリットとは?2023年の試験日程や合格率、独学・ネイルスクールなどの手段まで

ジェルネイル検定を取得するメリットとは?2023年の試験日程や合格率、独学・ネイルスクールなどの手段まで

資格

通称、ジェルネイル検定と呼ばれるJNAジェルネイル技能検定試験とは、ジェルネイルに特化した検定です。初級・中級・上級の3つに分かれており、前者2つの級では筆記と実技試験をクリアしなければなりません。

ジェルネイルの需要が高まっていることから、ネイリストなら取得しておいて間違いないといえます。

この記事では、ジェルネイル検定について、合格率や注意点、合格後のメリットまで含めて詳しく紹介していきます。

JNAジェルネイル技能検定試験とは?

JNAジェルネイル技能検定(通称「ジェルネイル検定」)試験とは、ジェルネイルを施術するために必要な知識と技術を習得するための試験です。

NPO法人日本ネイリスト協会が主催するプロ向けの試験で、お客様が安心してネイルの施術を受けられることを目的としています。

JNAジェルネイル技能検定試験で取得できるのは、初級・中級・上級の3つです。それぞれ受験資格や試験内容、難易度、就職先での活かし方などが異なります。

自分にあったレベルを見極め、受験することがジェルネイル技能検定合格への第一歩です。

「ネイリスト検定」と「ジェルネイル検定」の違い

ネイリスト検定(正式名称「JNECネイリスト技能検定」)ジェルネイル検定の違いは、試される知識や技術の広さにあるといえます。

ジェルネイル検定はその名の通り、ジェルネイルに特化した試験内容です。一方、ネイリスト検定は、ネイルの施術に必要な技能全般を問われます。

近年ますますジェルネイルの需要が高まっており、どちらもプロのネイリストなら取得しておきたい資格です。ジェルネイルにもネイルの基礎知識は必須のため、並行して検定合格を目指すと効率的でしょう。

ネイリスト検定に合格していれば、ジェルネイル検定において免除措置が受けられる場合もあります。後述するので、あわせて注目してください。

■あわせて読む
『ネイリスト技能検定試験対策は独学では難しい?独学のメリット・デメリットとは』

ジェルネイル検定2023試験日程

2023年におけるジェルネイル検定の試験日程は、以下の通りです。

<第28回>
【初級】2023年6月3日(土)
【中級・上級】2023年6月4日(日)

<第29回>
【初級】2023年12月2日(土)
【中級・上級】2023年12月3日(日)

試験は午前・午後の部の2回に分かれており、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡のいずれかの会場で受験するのが一般的です。なお、受験する時間帯と受験場所は選べません。詳しくは受験票の記載内容をしっかり確認しましょう。

また、NPO法人ネイリスト協会の公式ページでは、第30回にあたる2024年のおおまかな試験日程も公開されています。2023年の参加がむずかしい場合は、2024年の6月上旬(初級・中級・上級いずれも)の受験を検討してみてください。

ジェルネイル検定の合格率

ジェルネイル検定の合格率は、初級で約70%です。中級では約60%、上級で約45%と、難易度が上がるにつれ減少傾向にあります。

初級における検定合格のポイントは、事前準備を入念にすることです。検定やネイルの施術にあまり慣れていなければ、余裕のなさからミスも起こりやすくなります。試験時間にゆとりをもって会場入りするなど、まずは準備に時間を割けるよう努めてみてください。

ジェルネイル検定の試験内容

ジェルネイル検定の試験内容は、初級・中級・上級においてそれぞれ異なります。詳しい試験内容をチェックするとともに、免除制度についても把握しておきましょう。

ジェルネイル検定の試験内容

なお、この記事では第28回の内容を参考にしています。

ジェルネイル検定初級の試験内容

ジェルネイル検定の初級は、公式ページによると「ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得」を目指す内容です。

なお、筆記試験・実技試験ともに、100点満点のうち80点以上で合格となります。

試験は筆記・実技に分かれており、筆記試験では「衛生と消毒」や「爪の構造」、「ネイルケア・ジェルネイルの手順」といったネイルに関する基礎知識がマークシート式で問われます。

実技試験は、第一・第二課題の二部制です。35分の第一課題では手指の消毒からキューティクルのケアまでを含むネイルケアを、両手10本に実施。60分の第二課題では、左手の5本をポリッシュカラー・右手の5本にジェルカラーを塗り、右手中指にはジェルカラーに映えるアートを施す内容です。

会場に到着したら、まず消毒やジェルネイル用品などのテーブルセッティングのほか、第28回の試験であればトレーニングハンドの状態を審査されることも覚えておきましょう。

なお、初級では、以下のような免除制度もあります。

・前回・前々回の試験で筆記試験のみ合格…筆記試験の免除(今回のみ)
・JNAネイリスト技能検定国際試験3級orネイリスト技能検定試験(JNEC主催)の3級以上を取得…第一課題免除

免除を受けるためには、申込時に「筆記試験合格時の受験番号」もしくは「合格認定番号」の記入が必要です。

なお、合格認定番号は合格証書の左下に記入されています。免除による受験料の変更などはありませんが、忘れず記入し効率よく受験しましょう。

ジェルネイル検定中級の試験内容

ジェルネイル検定中級の内容は、公式によると「ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門的知識と技術の修得」を目指す内容です。

筆記試験は100点満点のうち80点以上、実技試験は70点以上で合格となります。

試験は初級と同じく筆記と実技に分かれており、テーブルセッティングをはじめとする審査が行われるのも変わりません。

筆記試験でも、実践的な施術のことやネイルのプロとして必要な内容が加わるものの、ネイルの基礎知識がマークシート式で問われるのは同じです。

また、実技試験の第一課題は、初級と同じネイルケアを見る内容。しかし、第二課題では左手5本はジェルフレンチカラー・右手5本はジェルグラデーションとジェルイクステンションを施す内容で、難易度が格段にアップするためレッスンを積んでおきましょう。

中級で適用される免除制度は、以下の通りです。

・前回・前々回の試験で筆記試験のみ合格…筆記試験の免除(今回のみ)
・ネイリスト技能検定試験(JNEC主催)の2級以上を取得…第一課題免除

ジェルネイル検定上級の試験内容

最もレベルが高いジェルネイル検定上級では、公式によると「ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得」を目指す内容です。実技試験は100点満点のうち、70点以上で合格となります。

上級では、初級・中級と異なり筆記試験がありません。85分間の実技試験のみで、指定された5本の指にそれぞれ異なるイクステンションを施す内容です。

各指に設定に沿って仕上げるのはもちろんのこと、フリーエッジの仕上がりの長さやCカーブの角度など、審査基準が細かく決められています。試験内容は事前に公開されるため、くまなくチェックしましょう。

なお、上級における免除制度はありません。

ジェルネイル検定試験の注意点

ジェルネイル検定を受験するときには、注意しなければならないポイントがあります。失念していると減点されるだけでなく、受験資格そのものを失いかねません。

ここでは、ジェルネイル検定試験を受けるときの注意点を2つご紹介します。

申込日に遅れないように応募する

注意点の一つ目が、申込の期限内に応募するということ。ジェルネイル検定の試験申し込み期間は、試験当日から数えて約3か月前と早めです。12月が試験日の第29回を例にすると、8月上旬から9月末までの間に申し込まなければなりません。

また、申し込みは受験料の支払いとセットでの完了となります。コンビニ・クレジット決済ともに期限内に済ませなければならず、支払いが間に合わなければ申し込み自体無効です。

「試験内容はばっちり確認したのに、申し込みや支払いを忘れていた……」――そんなことにならないよう、ジェルネイル検定試験の申し込みは早めに済ませましょう。

失格事項を事前に確認しておく

失格事項を前もって確認しておくことが、注意点の二つ目です。ジェルネイル検定試験には以下のように、失格もしくは減点対象となるポイントが複数あります。

ジェルネイル検定試験の注意点

<失格になるケース>
・入場時間の超過
・トレーニングハンド忘れおよびモデルの同伴(第28回)

<減点になるケース>
・受験票忘れ
・筆記用具忘れ

特に注意したいのが、入場時間までに会場に到着していないケースです。入場時間は出欠確認が行われる5分前までで、それを過ぎると一切入場できなくなります。いかなる理由があっても失格とみなされてしまうため、試験当日は余裕をもった行動を心がけましょう。

また、筆記用具忘れが減点対象になることに加え、ボールペンやサインペンなどは使用不可です。筆記試験のない上級試験でも記入事項があるため、級を問わずシャーペンもしくは鉛筆と消しゴムを持参してください。

さらに、受験票を忘れないことはもちろん、1週間前までには手元にあることを確認しましょう。未着の場合は、試験前の期限内に問い合わせる必要があります。

ジェルネイル検定合格を目指す手段

ジェルネイル検定合格を目指すためには、大きく分けて2つの手段があります。自分に合った手段を見極めるため、それぞれの流れや特徴を心得ておきましょう。

ジェルネイル検定合格を目指す手段

ここでは、ジェルネイル検定合格を目指す手段についてご紹介します。

独学で勉強する

ジェルネイル検定合格を目指す手段の一つが、独学で勉強するということ。初級であれば特別な資格なども必要なく、義務教育を終えていれば受験できます。

独学で勉強するなら、ジェルネイル検定合格に向けた通信講座を受講するほか、NPO法人ネイリスト協会による公式テキストやDVDなどを参考にする方法があります。

自分に合ったテキストで、都合のよいタイミングで学べるのは独学の大きなメリットでしょう。

ネイルスクールで検定合格を目指す

ジェルネイル検定合格を目指すなら、ネイルスクールに通う手段も見逃せません。ネイルスクールでは、カリキュラムに沿ってジェルネイルを含むネイルの知識全般を効率よく学べます。

さらに、プロの講師の元で実技の経験をきっちり積めるのも強みです。

東京都内と神奈川県内にスクールを構えるキャリエールネイルスクールでは、6つの検定合格サポートが受けられます。合格するまで無料でレッスンやアドバイスを受けられる保証制度や、ネイル技術の進行状況のカルテ化、レッスン日以外の教室の開放など充実の内容。

ジェルネイル検定試験を校内で受験できるJNA認定校のうえ、NPO日本ネイリスト協会の副理事長が学院長を務めていることも、合格につながる大きなポイントです。

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ジェルネイル検定を取得するメリット

ジェルネイル検定に合格すると、ネイリストとしてはたらくうえでのアピールポイントとなります。サロンへの就職に有利にはたらいたり、信頼の証になったりするのが魅力です。

そこで最後に、ジェルネイル検定に合格するメリットを見ていきましょう。

ネイルサロンへの就職に有利になる

ジェルネイル検定に合格すると、ネイルサロンに就職しやすくなるのがメリットです。

ジェルネイル検定を取得するメリット

ネイルを施術するうえでの必須資格ではありませんが、ジェルネイルの人気の高まりに応じて重要視しているサロンも少なくありません。

「JNAジェルネイル技能検定中級以上」といった応募資格も満たしやすくなるため、就職先の選択肢が広がるでしょう。

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ネイリストとして活躍するために役立つ資格とは|おすすめのネイル資格紹介

お客様への信頼に繋がる

お客様の信頼を獲得できることも、ジェルネイル検定に合格する大きなメリットです。必須資格ではないとはいえ、ジェルネイルに特化した技能を持つ証として有利にはたらきます。

施術のバリエーションもおのずと増えるため、指名獲得にも繋がるでしょう。指名を増やしたいなら、ネイリスト検定とあわせて合格を目指してみる価値ありです。

■ジェルネイル検定に合格して“求められるネイリスト”に

初級・中級・上級の3つがあるジェルネイル検定は、いずれの合格率もそう高くはありません。上級を除いて筆記・実技試験が実施され、ジェルネイルの技能が問われます。

ジェルネイル検定の合格を本気で目指すなら、ネイルスクールへの入校がおすすめです。合格のための手厚いサポートが受けられるうえ、JNA認定校であれば受験地に出向かずとも校内で受験できます。

ジェルネイル検定合格は、サロンへの就職やお客様からの信頼を得るためのカギです。プロのネイリストを名乗るなら、ぜひ合格を目指してみてください。

CARRIERE(キャリエール)ネイルスクールはJNA認定校です。校内にて定期的に検定試験を実施中!

■キャリエールの検定合格保証制度について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
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■検定対策コースを含む、コース&カリキュラムについてはこちらのページをご覧ください。
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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。

金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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