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セルフネイルの種類とやり方

初心者向けセルフネイルガイド|簡単なやり方とおすすめデザインで指先のおしゃれを楽しもう!

技術・デザイン

忙しい毎日の中でも、自宅で手軽におしゃれを楽しみたいと考える方にぴったりなのが「セルフネイル」です。

ネイルサロンに通わず、自分のペースで好きなデザインを楽しめるセルフネイルは、時間やコストを節約しながらもやり方次第でクオリティの高い仕上がりを実現できます。また、セルフネイルは初心者でも簡単に取り入れられる方法が多数あります。

そこでここでは、セルフネイルの基本的なやり方から、セルフネイル初心者でも失敗しないコツ、さらに人気のデザインまでを詳しくご紹介。自宅で気軽に始められるセルフネイルの魅力を、ぜひ体験してみてください。

CONTENTS

セルフネイルの種類とメリット・デメリット

セルフネイルの種類は、大きく分けて4つ。マニキュアとジェルネイル、ネイルシール、ネイルチップがあります。セルフネイルを始めようにも、種類が多くてどれから挑戦すればいいのか迷ってしまいますよね?

そこでまず、セルフネイルの種類と各アイテムのメリット・デメリットを見ていきましょう。

【マニキュア(ポリッシュ)】

マニキュア(別称「ポリッシュ」)は、セルフネイルの中でも最も手軽に始められるアイテムです。豊富なカラーバリエーションが魅力で、ドラッグストアや100円ショップでも手に入るため、セルフネイル初心者にとって最適です。

初心者向けセルフネイルガイド

■メリット

簡単に塗れて、乾燥を待つだけで完了します。オフも除光液を使うだけで簡単にできるため、頻繁にデザインを変えたい方にぴったりです。

■デメリット

乾燥に時間がかかるため、忙しい時には不便です。また、持ちが短く、こまめに塗り直す必要があるのもデメリットといえます。

【ジェルネイル】

ジェルネイルは、ワンランク上の仕上がりを自宅で実現できるセルフネイルのひとつです。ツヤツヤとした光沢感が特徴で、自宅でサロンクオリティの爪先が手に入ります。

ジェルネイルのメリット・デメリット

■メリット

一度の施術で約2〜4週間ほど持つため、手入れの頻度が少なくて済みます。また、自由にデザインを楽しめる点も大きな魅力です。

■デメリット

爪に負担がかかりやすいため、定期的なケアが必要です。また、オフには時間と専用のリムーバーが必要なため、手間がかかります。

【ネイルシール】

ネイルシールは、簡単に装着できるセルフネイルアイテムで、忙しい方でも手軽に楽しめます。デザインの種類が豊富で、好みのスタイルを即座に手に入れることができます。

ネイルシールのメリット・デメリット

■メリット

乾燥を待つ必要がなく、すぐに使えるため、時間がない時でも手軽にネイルを楽しめます。シールタイプなので、細かいデザインも簡単に再現できます。

■デメリット

長期間の使用には向いておらず、特に水に弱いため、頻繁に手を洗う方や、水仕事をする方には不向きです。

【ネイルチップ】

ネイルチップは、事前にデザインされたつけ爪を装着するだけで、本格的なネイルが楽しめるアイテムです。デザインが豊富で、好きなスタイルをすぐに試すことができます。

ネイルチップのメリット・デメリット

■メリット

専用の接着剤やシールで簡単に装着でき、デザインの幅も広いので、特別なイベントなどの際にも便利です。

■デメリット

水や衝撃に弱いため、日常生活で外れやすく、再装着が必要になることが多いです。また、サイズが合わない場合、不自然な仕上がりになることもあります。

セルフネイルに必要な道具|ネイルケアも含め紹介

セルフネイルに挑戦するためには、揃えておくべき道具が複数あります。キレイに仕上げるためには、自爪の状態を整えるネイルケアも重要。一緒に揃えておくと役に立ちますよ。

セルフネイルの種類とやり方

ちなみに、マニキュアとジェルネイルの違いは、主に乾かし方とオフの仕方にあります。

マニキュアは自然乾燥させられる一方、ジェルネイルは硬化用のライトが必須。またオフにリムーバーを使うのは一緒ですが、ジェルネイルは放置の時間を要します。

必要な道具もそれぞれ変わってくるため、挑戦したい方の道具をチェックしてみましょう。

【ネイルケア編】

ベースの自爪を整えるための、ネイルケアに必要な道具は以下のとおり。

・ネイルファイル(エメリーボード・シャイナー)
・キューティクルリムーバー
・キューティクルプッシャー
・キューティクルニッパー
・コットン

基本的に、爪の形を調整するのはネイルファイルがおすすめです。

また、キューティクルリムーバーとキューティクルプッシャー、ウッドスティックなどを使って、爪の根元に生えているキューティクルもケアしておくと液が塗りやすいですよ。

※詳しいネイルケア方法は後述します。

【マニキュア編】

マニキュアのセルフネイルに挑戦するなら、必要な道具は以下のとおり。

・ベースコート
・マニキュア(ポリッシュ)
・トップコート
・ネイルリムーバー(除光液)

極端な話、マニキュア1本だけでも完成します。ただし、塗りたてのキレイな状態をより長く保ちたいなら、ベースコートとトップコートも用意しておきましょう。

【ジェルネイル編】

ジェルネイルのセルフネイルに挑戦するなら、必要な道具は以下のとおり。

・硬化用ライト(LED or UVライト)
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・ジェルブラシ
・パレット
・ジェルリムーバー
・ネイルオフカバー(アルミホイルでも代用可)
・キッチンペーパー
・消毒用エタノール

セルフジェルネイルの方法

ジェルネイルにはメインとなる3種のジェルや硬化用のライトのほか、たくさんの道具が必要になってきます。

別々に集めるのが大変と思うなら、ジェルネイルに必要な道具がひとまとまりになったキット商品にも注目してみてください。

【ネイルシール】

ネイルシールでセルフネイルを楽しむなら、必要な道具は以下のとおりです。

・ネイルシール
・ピンセット
・ハサミ
・ネイルファイル
・ベースコート(必要に応じて)
・トップコート

ネイルシールは、初心者でも手軽に使えるセルフネイルアイテムで、デザインも豊富です。

シールを貼るだけでデザインが完成するので、時間がないときや、不器用な方でも簡単におしゃれなネイルを楽しむことができます。貼り付けたシールは、トップコートを塗ることで持ちが良くなり、より美しく仕上がります。

シールが簡単に剥がれないようにするためには、適切な道具を揃えることが大切です。ネイルシール専用のキット商品もあるため、初心者の場合はそういったセットを活用するのもおすすめです。

【ネイルチップ】

ネイルチップでセルフネイルに挑戦するなら、必要な道具は以下のとおりです。

・ネイルチップ
・チップグルー
・ネイルファイル
・ピンセット

ネイルチップは、あらかじめデザインされたつけ爪で、簡単に装着できるため、イベントや短期間のおしゃれに最適です。自分でデザインを考える時間がないときでも、ネイルチップを使えば本格的なネイルを簡単に楽しめます。

チップはサイズを調整するためにファイルを使うことが必要です。正しく装着することで長持ちし、自然な仕上がりになります。

ネイルチップの装着方法

初心者でも簡単に始められるネイルチップのセット商品もあるので、必要な道具を一度に揃えられるキットを活用するのも良いでしょう。

セルフネイルのやり方

セルフネイル初心者なら、いざ道具を揃えたのはいいけれど、具体的なセルフネイルのやり方が分からない……といった方も多いのではないでしょうか?

セルフネイルの種類とやり方

そこで以下では、ネイルケア、マニキュア、ジェルネイル、ネイルシール、ネイルチップと分けて、基本的なやり方をご説明します。

ネイルケアの方法(セルフネイルの下準備)

セルフネイルの基本は、まず爪の状態を整えることから始まります。正しいネイルケアを行うことで、ネイルの持ちや仕上がりが格段に良くなります。

甘皮処理

  1. キューティクルリムーバーを甘皮に塗布して柔らかくします。
  2. 柔らかくなった甘皮をキューティクルプッシャーで優しく押し上げ、余分な部分を取り除きます。
  3. 最後にキューティクルニッパーで余分な甘皮をカットし、爪の根元を清潔に保ちます。

爪の形を整える

  1. ネイルファイルを使って、爪の長さと形を整えます。爪やすりは一定方向に動かし、滑らかなエッジを作るようにしましょう。
  2. 最後にシャイナーで爪表面を磨き、滑らかに仕上げます。
爪の長さと形を整える

■自爪のケア方法についてより詳しくはこちら
爪を綺麗にする方法!簡単4ステップのセルフケアから形別の整え方まで【基本~応用編】

マニキュアのやり方

美しいマニキュアを仕上げるためには、基本的な塗り方を理解し、失敗しないコツを押さえておくことが大切です。

  1. ベースコートを塗る:自爪を保護し、ネイルカラーの発色を良くするために、まずベースコートを塗ります。爪の中央から先端に向かって一度塗りし、左右の側面にも塗りましょう。
  1. カラーを塗る:マニキュアを塗る際は、ハケに適量を取り、爪の中央から根元にかけて1度塗りします。その後、左右の側面を塗り、必要に応じて2度塗りを行います。
  1. トップコートで仕上げる:マニキュアが完全に乾いたら、トップコートを塗って仕上げます。これにより、ネイルが長持ちし、光沢が増します。

【失敗しないコツ】

マニキュアを塗る際には、ハケを扇状に広げ、薄く均一に塗ることがポイントです。また、塗り終えた後は完全に乾くまで触らないように注意しましょう。

ジェルネイルのやり方

ジェルネイルは、美しい光沢と長持ちする仕上がりが特徴です。ここでは、ジェルネイルを成功させるための基本的な手順とポイントを解説します。

  1. ベースジェルを塗る:爪にベースジェルを薄く塗ります。皮膚に触れないように注意しながら、爪の中央から先端に向かって塗布します。
  1. 硬化する:LED/UVライトでジェルを硬化させます。硬化時間は使用するライトに応じて調整します。
  1. カラージェルを塗る:ベースジェルが硬化したら、カラージェルを塗ります。2〜3回に分けて薄く重ね塗りし、都度硬化させます。
  1. トップジェルで仕上げる:最後にトップジェルを塗り、再度硬化させます。トップジェルは少し多めに塗ることで、ぷっくりとした仕上がりになります。

【トラブルを避けるためのポイント】

ジェルが皮膚に付着すると剥がれやすくなったり、皮膚トラブルを引き起したりする可能性があるため、爪のみに塗るように気を付けましょう。また、硬化時間を守り、完全に硬化させることが重要です。

また、トップジェルの硬化後は爪表面がべたついている(=未硬化ジェル)ことがあります。その場合は、消毒用エタノールや専用クリーナーを染み込ませたコットンやキッチンペーパーでふき取ると、キレイに仕上がります。

ネイルシールのやり方

ネイルシールは、手軽にデザインを楽しめる便利なアイテムです。以下に、美しくシールを貼る方法をご説明します。

  1. シールを選ぶ:爪のサイズに合ったシールを選びます。大きさが合わない場合は、ハサミでカットして調整します。
  1. シールを貼る:ピンセットを使ってシールを台紙から剥がし、爪の中央から根元にかけて丁寧に貼り付けます。空気が入らないようにしっかりと押し付けて密着させます。
  1. 余分な部分を整える:爪からはみ出した部分は、ネイルファイルを使って削り、爪の形に合わせて整えます。
  1. トップコートで仕上げる:トップコートを塗ることで、シールが剥がれにくくなり、持ちが良くなります。
ネイルシールの貼り方

【シールの貼り方のポイント】

シールを貼る前に爪の表面をきれいにし、油分や水分を取り除いておくと、シールの持ちが良くなります。

■ネイルシールの使い方についてより詳しくはこちら
ネイルシールの使い方と剥がし方|正しくきれいに貼る方法とは

ネイルチップのやり方

ネイルチップは、手軽に華やかなネイルデザインを楽しめるアイテムです。正しい手順で装着し、自然な仕上がりを実現しましょう。

  1. ネイルチップを選ぶ:自爪のサイズに合ったネイルチップを選びます。サイズが合わない場合は、ネイルファイルで調整します。
  1. 接着剤を塗る:チップグルーまたは両面テープをチップの内側に塗り、自爪にしっかりと固定します。チップを爪に押し当てて、数秒間保持し、接着を確実にします。
  1. 余分な部分を削る:チップが自爪にしっかりとフィットしていることを確認し、必要に応じて形を整えます。
  1. トップコートで仕上げる:トップコートを塗ることで、チップの光沢が増し、持ちが良くなります。

【ネイルチップを長持ちさせるコツ】

ネイルチップを装着する前に、爪の表面を軽く削り、接着剤がしっかりと密着するようにすると、チップが長持ちします。

■ネイルチップの使い方についてより詳しくはこちら
「ネイルチップのサイズが合わない!」を防ぐために!自爪の測り方から装着手順まで徹底解説

セルフネイルにおすすめのデザイン|ミラーネイルや塗りかけネイルも

セルフネイルのやり方を覚えても、どのようなデザインにすればいいか迷ってしまうでしょう。そこでここでは、初心者でも挑戦しやすいおしゃれでかわいいデザインをご紹介。

セルフネイルの種類とやり方

好みのデザインに仕上げて、日々を楽しく過ごしましょう。

【初心者におすすめ「ワンカラーネイル」】

ワンカラーネイルは、セルフネイル初心者が最も挑戦しやすいデザイン。その名のとおり、1色のカラーで仕上げることをワンカラーネイルと呼びます。

ワンカラーネイル

ベージュやピンク、ラメ入りなど、透明感のあるカラーを選べばムラにもなりにくいですよ。シールやストーンを貼ったり、1本だけ色を変えたり工夫するのもありです。

【カラーの変化が美しい「グラデーションネイル」】

ワンカラーから一歩踏み込んだデザインにしたいなら、グラデーションネイルがおすすめ。なめらかに変化するカラーが美しいデザインです。

グラデーションネイル

色は1色でも2~3色重ねるのでもよく、ラメを重ねると華やかな雰囲気に。根元が濃く爪先が薄いのが主流ですが、反対のグラデーションにするのもおしゃれです。

■グラデーションネイルについてより詳しくはこちら
セルフグラデーションネイルのやり方!オフィス向きのおすすめデザインも紹介

【上品でオフィスネイルにも!「フレンチネイル」】

フレンチネイルは、上品な手元を演出したい方に一押しのデザイン。爪先だけ細く色を変えるデザインがおしゃれで、さりげなさがオフィスネイルにもぴったりです。

フレンチネイル

白のフレンチネイルが最もスタンダードですが、最近ではさまざまなカラーのデザインが出回っています。マスキングテープや専用のシールを使えばキレイに仕上がりますよ。

【カッコよく豪華さのある「ミラーネイル」】

ゴージャスでカッコよさのある爪先に仕上げたいなら、ミラーネイルに注目。その名のとおり、鏡のような光沢感が目を惹くデザインです。

セルフネイルの種類とやり方

鏡と聞くとシルバーのイメージかもしれませんが、カラーはゴールドやブルーなど、多種多様。パウダーをのせるひと手間は必要ですが、今っぽさを重視するならぴったりです。

【絶妙な色合いが魅力「ニュアンスネイル」】

ニュアンスネイルとは、曖昧な色の変化を楽しむデザイン。さまざまな色が複雑に混ざり合った、絶妙なデザインを手元にまとえます。

ニュアンスネイル

決まったやり方はありませんが、爪のいろいろな面に少しずつ色をのせてぼかしてを繰り返せば完成。少し上級者向けではありますが、マスターしてみる価値ありです。

■ニュアンスネイルと類似のマーブルネイルについて詳しくはこちら
マーブルネイルのやりかた!セルフで簡単に作れる方法と失敗しないポイントまとめ

【トレンド感たっぷり「塗りかけネイル」】

抜け感を演出できる、今っぽいデザインが塗りかけネイルです。爪の好きな箇所にさっと色をのせ、その名のとおり塗りかけの状態で完成するデザイン。

爪全体に液を塗り広げるのが苦手な方や、デザイン被りが嫌な方にもおすすめです。クリアのベースに、数か所だけ色をのせるのでもおしゃれですよ。

■自爪の形に合わせたネイルデザインについてはこちら
指や自爪の形で似合うネイルが決まる?形別おすすめネイルデザイン紹介

種類&デザイン豊富なセルフネイルを楽しもう

マニキュアをはじめ、人気のジェルネイルやネイルシールなど、種類が豊富なセルフネイル。デザインも多彩で、自宅にいながらサロンクオリティの指先が手に入るのが魅力です。

セルフネイルの種類に応じて必要な道具は変わってくるうえ、やり方もそれぞれ異なります。自分に合ったセルフネイルを見つけて、手元のおしゃれを楽しんでみてくださいね。

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キャリエールネイルスクールが選ばれる理由について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。

金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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