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ネイルシールの使い方と剥がし方|正しくきれいに貼る方法とは

ネイルシールの使い方と剥がし方|正しくきれいに貼る方法とは

技術・デザイン

ネイルシールとは、簡単に言えばネイルデザインが印刷されているシールのこと。自爪に貼るだけでおしゃれなデザインネイルが楽しめる、便利なアイテムです。

ネイル初心者にも扱いやすく、1日だけネイルでオシャレしたい時などにも向いています。ここでは、ネイルシールについてご紹介します。

ネイルシールとは

ネイルシールとは、ネイルアートの一種で、ネイルポリッシュ(マニキュア)の上に貼るネイル用シールを指します。

また、爪全体のデザインが施された「ラップタイプ」もあり、この場合は自爪に直接またはベースコートの上から貼ります。

ネイルシール

ネイルサロンに行く時間がない方やネイルアートに慣れていないセルフネイル初心者の方にもおすすめ。また、上からトップコートを施すことでネイルアートが崩れにくく、比較的長持ちするという利点もあります。

ネイルシールのデザインの種類例

まずは、ネイルシールの主なデザインの種類について見ていきましょう。

1.デザインシール

様々なデザインが爪全体にプリントされたシールです。花柄やドット柄、レース柄、トライバル柄など、多彩なデザインがあります。

トライバル柄のネイル

2.ラメシール

ラメが散りばめられたシールで、キラキラと輝くネイルアートを楽しむことができます。

ラメネイル

3.キャラクターシール

アニメキャラクターなどのイラストがプリントされたシールで、愛らしいネイルアートを楽しむことができます。

4.ジェルシール

ジェルネイルのように、ぷくっとした厚みや光沢感のあるネイルアートを楽しむことができます。

5.ミニチュアシール

小さな花や星などがワンポイントでプリントされた、小さなサイズのシールです。爪の一部に取り入れることで、繊細なデザインを楽しむことができます。

星型のネイルシールデザイン

6.フレンチシール

フレンチネイルのデザインがプリントされたシール。簡単にフレンチネイルを楽しむことができます。

ウォータータイプのネイルシール

ウォータータイプのネイルシールとは、水に濡らして使うタイプのネイルシールのこと。薄い素材でできているため、より自然な仕上がりになるのが特徴的です。

使い方も簡単。シールの使いたい部分だけを切り取って水に浸し、台紙から剥がれたシールを爪に貼り付け、上からティッシュで押さえて水分を拭き取り、乾燥させてからトップコートで仕上げます。

注意点としては、乾燥が不十分な場合、ネイルシールが浮いてしまうことがあること。仕上がりをきれいにするために、急がずきちんと乾燥させるようにしましょう。

ネイルシール(ラップタイプ)の貼り方

ここからは、一般的なネイルシール(爪全体に貼るラップタイプ)の貼り方について見ていきましょう。

1.自爪を整える

ネイルシールを貼る前に、自爪を整えます。爪を磨いたり、カットしたりして、爪の表面を平らに整えましょう。

また、自爪の表面についた油分やほこり、よごれもリムーバーなどで取り除きましょう。

■プレパレーション(下準備)方法について詳しくはこちら
プレパレーションでネイルの持ちアップ!下準備の方法・手順とは

2.ネイルシールを選ぶ

自分が貼りたいデザインのネイルシールを選びます。

ネイルシールの形状が自分の爪と合わない場合は、後でネイルシザー(ハサミ)やニッパーでカットすることができます。

3.ネイルシールを貼る

ピンセットでネイルシールを台紙から剥がして、自爪に貼り付けます。このとき、最初にネイルシールを爪の根元に合わせて置いてから、まっすぐに爪先まで貼り付けます。

※空気が入ってしまった場合は、ウッドスティックで空気を抜きましょう。

なお、ネイルシールを貼り付ける前に、自爪にベースコートを塗っておくと、爪の凸凹や溝が埋まってフラットになるため、ネイルシールがより密着しやすくなり長持ちします。

4.余分な部分を切る

ネイルシールが爪にピッタリと貼り付いたら、爪先の余った部分を内側に折り曲げます。

折り曲げた部分をネイルシザーやニッパーでカットします。さらに、ネイルファイル(爪やすり)を爪先に垂直に当てて、「上から下方向」(必ず一方向のみ)に削ります。

ネイルシールの正しい貼り方

爪周辺の余ったシールは、ネイルファイルを使ってやさしく取り除きます。

5.トップコートを塗る

ネイルシールが乾燥したら、トップコートを爪先やシールと自爪の境目などにきちんと塗ります(トップコートが不要なタイプもあります)。

トップコートを塗ることで、ネイルシールが長持ちするようになります。また、トップコートで仕上げることで、ツヤ感を出すこともできます。

ネイルシールの剥がし方(シールを剥がすタイプ)

以下では、ネイルシール(シート)自体を剥がして落とすタイプの、一般的な剥がし方をご説明します。

※ネイルシールの種類によっては、マニキュアと同じく除光液で拭き取るタイプもあります。その他のタイプもあるため、ご使用のネイルシールの取扱説明書をご確認ください。

1.ネイルシールをはがす前に、コットンやティッシュで、ネイルシールの表面についた汚れを取り除きます。

2.トップコートやベースコートを塗っていたり、ジェルネイルのように硬化させるタイプのネイルシールをご使用の場合、リムーバーを染み込ませたコットンで爪を包み、5分ほど置きます。

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この際、アルミホイルでコットンの上から指を包むとリムーバーの蒸発が抑えられます。

3.ネイルシールの端っこを、ネイルシザーやピンセットなどを使って持ち上げます。

4.ネイルシールをゆっくりと爪から外します。急いで引っ張ると、自爪にダメージを与えることがあるので注意してください。

5.ネイルシールが完全に剥がれない場合は、爪に乗ったネイルシールの端っこを持ち上げて、少しずつ剥がしていきます。

6.全てのネイルシールを剥がした後は、爪に残った接着剤を除去するために、リムーバーを染み込ませたコットンを使って拭い、きれいに洗い流してください。

爪に接着剤が残ったまま放置すると、爪が割れたり爪が薄くなったりすることがあるので、必ず除去するようにしましょう。

ネイルシールでもっとネイルを身近に楽しもう!

貼るだけでかわいいネイルデザインが手に入るのがうれしいネイルシール。いつもと違うファッションに挑戦したい時や週末だけ楽しみたい時などにぴったりです!

今よりも手軽にセルフネイルにトライしたい方は、ぜひネイルシールに注目してみてくださいね。

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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。

金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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