フリーランスネイリストとは?フリーランスになるための心構えと必要なスキル
仕事・キャリア
サロンワークでネイリストとしての経験を積んだ後は、さらなるキャリアアップで活躍の場を広げることを視野に入れるのは当然のこと。
そこで、ネイリストのキャリアアップのひとつに「フリーランスネイリスト」が挙げられます。
とは言え、「フリーランスネイリスト」と言われても、イメージが漠然としていて、実際にどのような活動を行えるのか、不明な点も多いのではないでしょうか。
そのためここでは、フリーランスネイリストとはどのような働き方をするネイリストを指すのか、主な活動内容とフリーランスになるために最低限必要なことについてご紹介します。
■フリーランスを含む、ネイリストの主な雇用形態についてはこちら
⇒『ネイリストが活躍できるサロンの種類と雇用形態!ライフスタイルに合った働き方とは』
フリーランスネイリストとは
「フリーランスネイリスト」とは、なんらかの企業・会社や組織と雇用契約を結んでいる正社員・契約社員・派遣社員といった、いわゆる「会社員・従業員」ではなく、独立した「個人事業主」として仕事を行うネイリストを指します。
フリーランスネイリストとして独立した場合、多くは以下のような形態でサロンワークを行います。
①他社サロンと契約をする「業務委託」
②他社サロンの一角を借りる「面貸し」
③自身のサロン「開業」(自宅、または賃貸物件)
④お客様のご自宅や施設などへの「出張」
⑤イベント会場などでの「出店」
また、サロンワークと並行して、「(ネイルスクールや専門学校などの)講師・指導者」や「エデュケーター」(※)としての活動を行い、知名度や信頼度を高めることでサロンワーク経営に還元させる、といった方法も想定されます。
※エデュケーター:ネイル製品メーカーと契約し、製品についての様々な情報(使用方法、特徴、魅力など)をネイリストに伝える仕事。メーカー主催のイベントやセミナーなどでデモンストレーションを行うこともある。各メーカー・ブランドで資格試験がある。
フリーランスになるには
フリーランスネイリストとして活躍するには、第一にサロンワークで実務経験を積みつつ、自身のネイル技術を高めて、お客様に指名されるレベルになる必要があります。
さらにネイル技術のみならず、ネイリストは接客業・サービス業としての自覚を持って接客スキルを身につけることも、その後のフリーランスとして独立する際に欠かせない経験や知識となります。
また自分自身のスキルアップのため、かつ、お客様からの信頼を高めるためにも、上級の資格取得に励み、セミナー参加などで最新のネイル関連情報をインプットし続けることも、キャリアアップの可能性と選択肢を広げるためには必須と言えるでしょう。
以上のような、ネイリストとしての基本のスキル修得の上で、フリーランスは企業・組織と雇用契約を結ばない分、個人事業主として「経営」に関する知識とスキルも重要です。
集客についての広告・マーケティング施策を自身で行う必要もあるため、フリーランスをキャリアの先に設定する場合は、「経営者」としての広い視点を持つように努めましょう。
フリーランスと開業資金
フリーランスネイリストになるためには、スキル・経験と合わせて、最初の段階で開業資金が必要です。
先述したフリーランス形態①②③④⑤では、それぞれに目安となる開業資金は異なります。まずは自分自身がどのような働き方をしたいのかを見定めて、計画的に進めていきましょう。
※サロンオープンまでの工程については、別記事にてご紹介します。
フリーランスネイリストとしてキャリアアップを目指す!
フリーランスネイリストになると、時間の融通が利きやすくなる反面、経営手腕が問われるため、売上・収入が安定しないデメリットも生まれます。
ですが、ネイリストとしての知識・スキルを磨き続け、コンテストに挑戦したり上級資格の取得などに励んだりすることでネイリストとしての知名度・信頼度を高めれば、更なるキャリアアップが狙えます。
フリーランスネイリストへの道を進むためにも、まずはサロンワークで実績を積む第一歩を踏み出しましょう!
CARRIERE(キャリエール)ネイルスクールは、卒業後の就職保証・独立開業サポート制度が充実!
詳しくはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールネイルスクールが選ばれる理由】
※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
この記事の監修者
金子 実由喜