
【2025年対応】ジェルネイル検定初級の対策法|筆記・実技・免除制度まで解説
資格
ジェルネイル検定初級(JNAジェルネイル技能検定初級)は、ジェルネイルの基礎的な知識と技術の証明につながる検定試験です。ますます高まるジェルネイルの人気を受け、ネイリスト技能検定とともに取得を考える方も少なくないでしょう。
そこでここでは、ジェルネイル検定初級について解説していきます。受験資格から2025年の年間スケジュール、合格率、試験の詳しい内容までまとめました。
ジェルネイル検定合格に向けての効率的な勉強方法や取得後のプランが気になる方も必見です!
なお、この記事では第32回の内容を参考にしています。検定要項は変更される可能性があります。最新情報はJNA公式サイトにて随時ご確認ください。
※ジェルネイル検定初級についてすぐに知りたい方は、CONTENTSの該当見出しをクリックしてください。
CONTENTS
ジェルネイル検定を取得するメリットとは
ジェルネイル検定とは、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が主催する検定のひとつ。「お客様が安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的」(JNA公式サイトより)としています。
そこでまずは、プロのネイリストを目指す方がジェルネイル検定を取得するメリットについてご説明します。

■専門技術の向上:ジェルネイル検定は、ジェルネイルに特化した技術や知識を深めることができる試験です。この検定を通じて、ジェルネイルの正しい施術方法、デザインの技術、使用材料の知識など、専門的なスキルを身につけることができます。
■プロネイリストとしての信頼性向上:検定を取得することにより、お客様や業界内での信頼性が高まります。資格を持つことは、その技術が一定の基準に達していることを示す証拠となり、プロフェッショナルとしての価値を高めることができます。
■キャリアの機会拡大:ジェルネイル検定を持つことで、ネイルサロンの就職や昇進、さらには独立開業のチャンスも広がります。特化した技術を持つことは、競争が激しい美容業界において差別化を図るポイントになります。
■顧客満足度の向上:高度なジェルネイル技術を提供することで、顧客満足度を向上させることができます。美しい仕上がりと持続性の高いジェルネイルは、リピーターを増やす重要な要素になります。
■最新トレンドへの適応:検定を取得する過程で、最新のジェルネイルのトレンドや技術に触れることができます。業界の最前線を学び続けることは、技術者としての成長につながり、常に顧客に新鮮なサービスを提供できるようになります。
このように、ジェルネイル検定は、技術の習得だけでなく、キャリアの発展や顧客サービスの質を向上させるための有効なステップと言えるでしょう。
ジェルネイル検定初級について
ジェルネイル検定は初級・中級・上級の3つのグレードがあり、初級は最も初心者向けです。
ジェルネイル検定初級では、ネイルケアのベーシックマスターと、ジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の習得を基準としています。
ジェルネイルに特化した内容となっているため、ジェルネイルの施術を強みにしたい方なら、ぜひ取得しておきたい検定です。
ネイリスト技能検定3級との違いと、どちらを先に受けるべき?
ネイル業界で広く知られている資格には、「JNAジェルネイル技能検定」と「JNECネイリスト技能検定(通称:ネイリスト検定)」があります。
中でも初級・3級は、ネイリストとしての第一歩となる位置づけですが、それぞれ試験の内容や目的が異なります。
■ジェルネイル検定初級:ジェル施術に特化した内容
ジェルネイル検定は、その名の通りジェルネイルに特化しており、カラーリングやアートの技術、ジェル特有の手順や衛生管理の知識などが問われます。
ジェルネイルの施術をメインに行いたい方や、サロンワークで即戦力となる技術を身につけたい方に適しています。
■ネイリスト技能検定3級:ネイルケアやポリッシュが中心
一方でネイリスト検定3級は、ネイルケア(甘皮処理など)やカラーリング(ポリッシュ)など、基礎的な施術スキルを証明する資格です。
爪の構造や病気といった基本知識も含まれ、幅広く基礎を学ぶには適しています。
■初心者におすすめの順番は?
これからネイルを学び始める方には、
ネイリスト検定3級 → ジェルネイル検定初級
という順番がおすすめです。
理由は、まず爪や皮膚の基礎知識・ケア技術を身につけておくことで、その後のジェル施術がスムーズになるためです。
ただし、ジェルネイルが主目的であれば、最初からジェルネイル検定初級を目指すのも問題ありません。どちらも初心者向けの内容であり、自分のキャリア目標や学習スタイルに合わせて選ぶことができます。
■ダブル受験は可能?
検定のスケジュールが異なれば、同一時期に別の資格を受けることも可能です。ただし、どちらの検定も実技対策に時間を要するため、余裕を持ってスケジューリングすることが重要です。
ネイルスクールでは併願プランを用意しているところもあるので、検討する価値はあります。
■ネイリスト技能検定についてはこちら
『【2025年版】ネイリスト技能検定試験3級の内容や合格率とは?日程や申し込み方法も紹介』
『【2025年版】ネイリスト技能検定2級の合格率は半数以下?審査基準・内容・日程など試験要項まとめ』
『【2025年版】ネイリスト技能検定1級の内容やスケジュールとは?3Dアートのパターンや合格率なども紹介』
ジェルネイル検定初級の受験資格
ジェルネイル検定初級は、義務教育を修了していればどなたでも受験可能です。ネイルの知識や経験は不問のため、これから本格的にネイルを始める方も合格を目指しやすいでしょう。
ジェルネイル検定初級のスケジュール
ジェルネイル検定初級は、年に2回、午前と午後に分けて1日2回実施されます。例年6月と12月の土曜日が試験開催日程にあたり、当日の3~4か月前が試験申込期間です。
2025年の実施スケジュールは以下の通り。
試験開催日程 | 試験申込期間 |
2025年12月6日(初級) | 2025年8~9月 |
ジェルネイル検定初級の合格基準
ジェルネイル検定初級の合格基準は、筆記・実技試験ともに100点満点中80点以上です。実技試験には、テーブルセッティングやモデルの爪の状態などの事前審査も含まれます。
ジェルネイル検定初級の合格率
ジェルネイル検定初級の合格率は、公式サイトでは公表されていません。とはいえ、おおよそ70%程度といわれており、受験者のうち約7割が合格を果たすことが分かります。
ジェルネイル検定初級の合格率と難易度は?
ジェルネイル検定初級の合格率はおよそ70%とされており、ネイル関連資格の中では比較的高めの水準です。しっかりと対策を行えば、未経験者やネイル初心者でも十分に合格を狙える内容といえます。
試験の難易度としては「基礎レベル」に位置づけられており、ネイルケアやジェルカラーの基本的な技術と知識が問われます。独学でも受験可能ですが、確実に合格を目指すなら、通信講座やスクールでの事前対策が効果的です。
一方で、合格率70%という数字は準備不足では不合格になる可能性もあることを示しています。実際に不合格となるケースには、以下のような傾向があります。
- モデルやハンドの準備不足(爪の形・長さなど)
- 衛生管理の不徹底や工程ミスによる減点
- タイムマネジメントができず時間切れになる
- 筆記試験の基礎知識不足
こうした落とし穴を避けるには、過去問題の繰り返し演習や時間を意識した実技練習、直前の持ち物・手順確認がポイントです。初級だからと油断せず、計画的に取り組むことで、より確実に合格へと近づくことができます。
ジェルネイル検定の免除制度について
ジェルネイル検定初級には、実技試験の第一課題であるネイルケアおよび筆記試験が免除される制度があります。免除対象は、以下の通り。
【実技試験(ネイルケア)免除】
- JNECネイリスト技能検定3級以上
- JNAネイリスト技能検定国際試験3級以上
【筆記試験免除】
- 前回または前々回の試験で「筆記試験のみ合格」の方
なお、免除制度を受けるためには、合格証書(ディプロマ)に印字されている合格認定番号および筆記試験合格時の受験番号が必要です。申込時に忘れず入力しておきましょう。
ジェルネイル検定初級の試験内容
ジェルネイル検定初級は大きく分けて、事前審査と実技試験、筆記試験の3つがあります。以下で詳しい内容と手順をチェックしていきましょう。
■事前審査=制限時間10分
事前審査でチェックされる内容・手順は、以下の通りです。

・テーブルセッティング&消毒管理
・モデルの爪もしくはJNEC認定モデルハンドの状態
テーブルセッティングでは、試験に必要な用具・用材が正しくセットされているか、品名ラベルは適切に貼られているかを審査されます。
実技試験は第1課題のネイルケアからですが、第2課題用のジェルネイル用品とライトの用意も必要です。
また、ウェットステリライザーにウッドスティックやピンセットをはじめとする4つの用具がきちんと入っているかどうかで、衛生面における配慮も見られます。
モデルは15歳以上の男女で、爪および周囲の皮膚に疾患がないことが条件。第一課題受験者は実技試験1週間前からネイルケアを断ち、第一課題免除者は試験前日までに両手のネイルケアをしておく必要があります。
※第31回(2024年12月実施)からの変更点として、「トレーニングハンドを使用しての試験は終了」になり、「モデル同伴またはJNEC認定モデルハンド使用」(全級共通)となります。
JNEC認定モデルハンドで受験する場合は、JNAホームページで公開されている使用規定を事前によく確認して試験に臨みましょう。
■実技試験 第1課題=制限時間30分
実技試験の第1課題で審査される内容・手順は、以下の通りです。
・手指消毒
・ファイリング
・キューティクルクリーン
※第31回(2024年12月実施)からポリッシュオフが無くなりました。
ネイルの基礎テクニックであるネイルケアを、両手10本に対し、手指消毒を含め【ポリッシュオフ → ファイリング → キューティクルクリーン】の順で行っていきます。

手指消毒は指先や指間までしっかり行い、エメリーボードを使用しラウンドに整えてきます。フリーエッジは長くても5mm以下に収めてください。
キューティクルはプッシュバック・プッシュアップを適切に行わなければなりませんが、ストーンプッシャーやセラミックプッシャーは使用禁止のため使うと失格です。
メタルプッシャーを使用し、正しく進めていきましょう。
■実技試験 第2課題60分
実技試験の第2課題で審査される内容・手順は、以下の通りです。
・手指消毒
・ポリッシュカラーリング
・サンディング
・ジェルカラーリング
・アート(ピーコック)
再度の手指消毒の後、左手の5本にポリッシュカラーリング、右手の5本はサンディングから始まりジェルカラーリングを施していきます。いずれもベースから塗布し、カラーを2度塗りしてからトップを重ねて仕上げてください。
さらに右手の中指には、指定のカラージェルに映えるアートを施します。なお、ジェルの仕上げには、ノンワイプタイプであっても未硬化ジェルを必ずふき取る必要があるため覚えておきましょう。
■筆記試験=制限時間30分
ジェルネイル検定は初級を含め、マークシート方式で行います。
初級はネイルに関する基礎知識が問われる内容で、出題範囲は以下の通りです。
- 「衛生と消毒」
- 「爪の構造(皮膚科学)」
- 「爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)」
- 「ネイルケア・ジェルネイルの手順」
- 「ジェルネイルに関する基礎知識」
ボールペンやサインペンは使用できないため、シャープペンシルや鉛筆、消しゴムを持参しましょう。なお、先述の通り、合格基準は100点満点中80点以上です。
■あわせて読む
『ジェルネイル検定初級の筆記試験の内容|JNA認定校なら初級試験免除の特典が!』
ジェルネイル検定初級は独学で合格可能?
ジェルネイル検定初級は、独学でも十分合格を目指せます。
ネイルの知識や経験がまったくないと簡単とはいえませんが、義務教育を修了していれば受験資格があり、受験者の約70%が合格していることから考えても、独学で合格できる見込みは少なくないでしょう。
以下では、どんな方が独学でも合格に近づけるのか解説していきます。
■趣味でジェルネイルをやっていて、知識や経験がある程度ある方
セルフネイルが趣味で、日頃から自分でジェルネイルを施術しているという方は、ジェルネイル検定初級に独学で合格できる見込みがあるといえます。
初級ではネイルケアをはじめ、ジェルネイルの基礎を問う内容がほとんどです。知識や手順がある程度身についているのであれば、合格は遠くないでしょう。
■過去にネイリストとして働いていた経験がある方
ジェルネイル検定初級に独学で合格できる確率が高いのが、過去にネイリスト経験がある方です。
ジェルがメインという違いはありますが、ポリッシュの技術が問われる部分もあり、合格するのにそこまで苦労しないでしょう。

さらに、JNECネイリスト技能検定試験に合格していれば、ネイルケアなど出題範囲で被る部分があるうえ、実技試験の一部が免除されます。うまく活用してみてください。
■勉強時間が十分に確保できる方
ネイルの知識や経験がいまいち浅かったとしても、勉強時間がしっかり確保できるのであれば、独学でも合格の確率は高まります。
市販の問題集や教材を購入し、実技試験対策には繰り返しレッスンを行いましょう。友人や家族にモデルになってもらうと、本番さながらの条件でできるためおすすめです。
ジェルネイル検定初級で不合格になる理由とは?
ジェルネイル検定初級は「基礎的な内容」とはいえ、しっかりと対策をしなければ不合格になる可能性もあります。
特に以下のような原因によって、毎回一定数の受験者が合格に至らないケースがあります。
モデルの準備不足(爪の長さや状態)
試験で使用するモデルの爪が短すぎる、傷んでいる、形が整っていないといった状態では、適切な施術ができず減点対象になります。
モデルを起用する場合は、試験要項に沿った爪の状態を事前にチェックし、1ヶ月前からのケアを推奨します。
アートの完成度不足や手順違反
はみ出し・にじみ・配色の乱れなどが減点に繋がることがあります。また、手順違反や衛生管理の不備も重大な減点対象です。
事前にチェックリストを作成し、練習時に手順を見直す癖をつけておくことが重要です。
筆記の勉強不足
筆記試験はマークシート形式とはいえ、「衛生と消毒」「爪の構造」「ジェルネイルの工程」など正確な理解が必要な分野です。参考書や過去問を使って反復学習を行い、苦手分野を洗い出しておきましょう。
時間オーバーなどタイムマネジメントの問題
「実技第1課題:30分」「実技第2課題:60分」のように、試験は明確な制限時間内で進行されます。途中で時間切れになると、どれだけ丁寧に施術していても減点対象に。
時間を計りながら通し練習を行い、自分のペース配分を把握することが合格への鍵です。
ジェルネイル検定初級に合格するための勉強方法
ジェルネイル検定初級はそこまで難しくないとはいえ、合格するためには適切な勉強方法を選択する必要があります。

そこで次に、合格を目指すうえでより効果的な勉強方法と、意識すべきポイントをご紹介します。
■問題集を繰り返し解く
ネイル関連の検定では実技試験を重視しがちですが、筆記試験の対策も大切です。30分の試験時間内にすべて解けるよう、問題集を繰り返し活用しましょう。
なお、ジェルネイル検定初級に対応する問題集は、JNAから発行されています。実技試験のテクニックを確認できるDVD教材もあるため、あわせてチェックしてみてください。
■時間配分を意識して練習を行う
実技試験の合格ライン突破のカギは、時間配分にあります。特に第2課題の実技試験は60分あり、時間内にポリッシュとジェルカラー、ジェルアートを施さなければなりません。
ジェルアートは指1本分ですが、初級の実技試験の中では難関です。最後に時間が足りないとならないよう、各工程にかけて良い目安時間を定めておくことをおすすめします。
■モデルをつかった実践練習をする
実技試験にモデルを連れて行くなら、事前にモデルの爪でレッスンをしておくと安心です。自分の爪でも施術はできますが、試験当日の感覚に慣れておくと余裕が生まれます。
当日お願いするモデルの爪が借りられなくても、友人や家族など、人の爪でレッスンできるよう予定を組んでおきましょう。
■60時間以上練習時間を設ける
ジェルネイル検定初級に本気で合格したいなら、できるだけ十分なレッスン時間を設けてください。たとえばJNA認定校では、初級合格までに60時間以上の時間をかけることを推奨しています。
上達具合や元からの知識・技術は個人差があるため一概にはいえませんが、ネイル技術がある程度ある方でも、推奨時間を切らない方が無難でしょう。
■ネイルスクールで学ぶ
ネイルの腕や経験によっては独学でも目指せるとお伝えしましたが、効率よく合格まで進めたいなら、ネイルスクールに通うことを検討してみてください。
ネイルの総合的な知識と技術が習得できるうえ、ジェルネイル検定初級の対策コースを設けているスクールもあります。
プロの講師が直接指導してくれて、わからないところはすぐに質問でき、同じ目標を持った仲間がいることでモチベーションも維持しやすいでしょう。
【ネイル検定対策ならJNA認定校キャリエールネイルスクール】
東京都内や横浜エリアでネイルスクールをお探しなら、JNA認定校のキャリエールネイルスクールがおすすめです。ネイル検定対策を含む、レベルや目的に合わせたコースが充実しています。
気になる方はぜひキャリエールネイルスクールのコース&カリキュラムをご覧ください。
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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
■ジェルネイル検定初級に合格した後はどうする?
プロのネイリストを目指しているのであれば、ジェルネイル検定初級の次を見据えた行動がカギです。他にも役立つ資格があるため、目標の設定し直しを検討してみてください。

そこで最後に、ジェルネイル検定初級に合格後の推奨ルートをお伝えします。
■ジェルネイル検定初級以外に資格がない場合
ジェルネイル検定初級の他にネイル関連の資格を持っていないのであれば、まずJNECネイリスト技能検定の3級と、ジェルネイル検定中級の取得を目指してみてください。
初級を取得したことでジェルネイルの基礎知識は習得したことになりますが、ネイルサロンへの就職には十分とはいえません。
加えて、JNECネイリスト技能検定は、ネイリストを志すうえで必須ともいえる資格となります。ぜひ取得を検討してみましょう。
■ネイリスト技能検定3級を取得している場合
既にネイリスト技能検定3級を取得している場合は、JNECネイリスト技能検定2級とジェルネイル技能検定中級試験への挑戦がおすすめです。
JNECネイリスト技能検定2級の取得は、採用基準に設定しているサロンも多く、就職に有利です。ジェルネイル検定中級もまた、サロンワークにおける重要な知識と技術を習得できたことの証明になります。
ちなみに先に2級を取得しておけば、中級における実技試験の一部が免除されるため、まずはJNECネイリスト技能検定2級の合格から目指してみてください。
よくある質問(FAQ)|ジェルネイル検定初級に関する不安を解消
A:ジェルネイル検定初級は、これからネイルを基礎から学びたい初心者の方や、将来的にネイルサロンで働きたい方、まずは何か1つ資格を取りたいと考えている方にぴったりの検定です。
また、美容業界への就職活動においても、資格の有無が自己アピールの材料になるため、履歴書に書ける資格としても活用されています。
A:2024年12月実施の第31回試験以降は、試験方式が変更され、「JNEC認定モデルハンド」または「モデル同伴」のどちらかを選択する形式に統一されます。
それ以前に一時的に導入されていたトレーニングハンド単独での受験は終了となりますので、受験時は必ず最新の要項を確認しましょう。
A:筆記試験では、「衛生と消毒」「爪の構造」「ジェルネイルやネイルケアの手順」など、基本的な知識が問われます。
形式はマークシート方式で、事前に公式テキストや過去問題集などで対策すれば十分合格が狙えます。日頃から用語に慣れておくことがポイントです。
A:はい、初級資格だけでも一定のスキルを証明するものとして評価される場合があります。ネイルサロンによっては、「基礎的なジェル施術ができる人材」として採用対象になるケースもあるため、未経験からの第一歩として有効です。
ただし、中級やネイリスト検定3級以上を取得することで、より就職や待遇面で有利になる傾向があります。
A:次のステップとして、中級やネイリスト技能検定3級の取得を目指すのが一般的です。中級ではスカルプチュアなど応用技術が学べるため、施術の幅が広がります。
さらに、実力が評価されやすくなり、就職・転職・開業など将来の選択肢が大きく広がるでしょう。
ジェルネイル検定初級はネイリストとしてのはじめの一歩
ジェルネイル検定初級は、ジェルネイルの基礎的な知識と技術を問う内容です。年2回開催され、義務教育を終えていれば受験資格があります。試験内容は2部制の実技試験と筆記試験に加え、15分間の事前審査です。
実技・筆記試験ともに合格基準は80点以上ながら合格率は約7割と、難易度は比較的低めといえます。ネイルの知識や経験がある程度あれば挑戦しやすく、独学でも合格の見込みはあるでしょう。
ただし、合格には十分な時間確保とモデルでの実践レッスンが必要。ネイルの知識がそこまでないなら、効率的に学べるネイルスクールも検討してみてください。ジェルネイル検定初級は就職には物足りませんが、ネイリストとしての第一歩となってくれるでしょう。
東京(新宿・立川)・横浜のネイルスクールでJNA認定校のCARRIERE(キャリエール)ネイルスクールは、JNA認定校です。校内にて定期的に検定試験を実施中!※キャリエール横浜校はJNA本部認定校です。
■キャリエールの検定合格保証制度について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールネイルスクールの検定合格サポート】
■検定対策コースを含む、コース&カリキュラムについてはこちらのページをご覧ください。
⇒【キャリエールネイルスクールのコース&カリキュラム】
■説明会は毎日開催中!スクール見学&説明会のお申し込みなど詳しくはこちら
⇒【キャリエールネイルスクール見学・説明会】

※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。
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この記事の監修者
金子 実由喜