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ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

仕事・キャリア

プロのネイリストを目指す方々は多いものの、実際にどのような勉強をすればよいのかよく分からない……、という声は少なくありません。

実は、ネイリストになるためには、ネイルアートの技術だけでなく、爪の健康管理や衛生知識、接客スキルなど幅広い知識が求められるのです。

そこでここでは、ネイルの勉強を始めたい方に向けて、勉強方法ネイリストとしてのキャリアに欠かせない資格関連をご紹介します。

独学、ネイルスクール、通信教育といった様々な学習方法のメリット・デメリットを詳しく解説しますので、最適な学び方を見つけるためにぜひお役立てください。

ネイリストになるための必要な知識とスキル

ネイリストと聞くと、美しいネイルを作り出す技術面に注目が集まりがち。

ですが実際には、プロのネイリストとしてお客様から信頼を得てキャリアを築くためには、ネイル施術のスキルアップだけでは不十分なのです。

そこでまずは、ネイリストに必要な知識とスキルを見ていきましょう。

ネイリストになるための必要な知識とスキル

【ネイル施術の基礎知識1:爪の構造】

ネイリストとして、お客様の爪の健康を守るためには、爪の構造について深く理解することが重要です。

たとえば、爪はケラチンというタンパク質でできており、爪母(そうぼ)と呼ばれる部分から成長します。このような根本的な爪の構造を理解することで、適切なケアや施術が可能になります。

【ネイル施術の基礎知識2:爪の疾患】

ネイリストは、爪の病気や異常を早期に発見し、適切な対策を講じることが求められます。たとえば、グリーンネイルや爪白癬などの一般的な爪の病気についての知識を持っていることが重要です。

【ネイル施術の基礎知識3:衛生管理】

衛生管理は、ネイルサロンでの施術において最も重要な要素の一つ。器具の消毒や施術環境の清潔さを保つことは、感染症の予防につながります。

そのため、ネイリストは衛生管理の基本を徹底する必要があるのです。

【技術的なスキル例1:カラーリング】

ネイルの基本ともいえるカラーリング技術。均一にムラなく塗ることが求められ、色の選び方や配色のセンスも重要です。

【技術的なスキル例2:ジェルネイル】

ジェルネイルは持ちが良く、美しい仕上がりが人気です。正しい技術と知識を持つことで、爪を傷めずに美しいジェルネイルを提供できます。

【技術的なスキル例3:スカルプチュアネイル】

スカルプチュアネイル(スカルプネイル)とは、ミクスチュアを使用して爪の長さや形を造形するネイル技術のひとつ。

高いカスタマイズ性と強度があるため、この技術をマスターすることでお客様の幅広いニーズに応えることができます。

【接客スキル1:カウンセリング】

お客様の希望を正確に理解し、最適な提案を行うためには、カウンセリングスキルが欠かせません。プロのネイリストとして活躍するには、お客様との信頼関係を築くことが大切です。

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

【接客スキル2:コミュニケーション】

良好なコミュニケーションは、リピーターを増やす鍵となります。施術中の会話やアフターケアのアドバイスを通じて、安心して施術を受けてもらうことが重要です。

【トレンドへの対応力】

ネイルのトレンドは常に変化しています。最新のデザインやカラーを取り入れることで、お客様に新しいスタイルを提供し続けることができます。SNSやファッション雑誌などのメディアを通じて、最新のトレンドをキャッチアップしましょう。

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ネイル勉強方法の主な種類

ネイルの勉強を始める際には、自分に合った学習方法を選ぶことが重要です。ここでは、独学、ネイルスクール、通信教育の3つの方法について、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

【独学】

■メリット

①コストが低い
独学の最大のメリットは費用が抑えられる点です。教材やネイル道具を自分で揃えるだけで済むため、ネイルスクールや通信教育に比べて非常に経済的です。

②自由な時間で学べる
独学は自分のペースで勉強できるため、忙しい日常生活の中でも無理なく学習を進めることができます。仕事や家庭の都合に合わせて、好きな時間に学べるのは大きな利点です。

■デメリット

①正確な知識の確認が難しい
独学では自分一人で学ぶため、間違った知識を覚えてしまうリスクがあります。プロの講師などに指導してもらえないため、誤った理解を修正するのが難しいことが課題です。

②モチベーション維持が課題
一人で勉強を続けるのはモチベーションの維持が難しく、挫折しやすいというデメリットもあります。目標に向かってコツコツと学ぶための自己管理能力が求められます。

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【ネイルスクール】

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ

■メリット

①短期間で効率的に学べる
多くのネイルスクールでは、趣味レベルからプロのネイリストを目指すレベルまで、目標・目的に合わせて設計されたカリキュラムが組まれており、短期間で集中的に学ぶことができます。専門的な技術と知識を効率的に習得できます。

②実践的なカリキュラム
実際の施術を通じて学ぶ実践的なカリキュラムが豊富です。プロの講師から直接指導を受けることで、即戦力として活躍できる技術を身につけることができます。

■デメリット

①費用がかかる
ネイルスクールに通うには、一定の学費が必要です。高技術なネイルスキルになれば費用も上がっていく傾向にあるため、予算に余裕があるかどうかが重要なポイントです。

②予約の取りにくさ
ネイルスクールによっては、自分のライフスタイルとスクールの開講日や時間が合わないことがあります。計画的にスケジュールを組んだり、自由に予約が取れるスクールを選ぶ必要があります。

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■東京都内や横浜エリアでネイルスクールをお探しなら、「キャリエールネイルスクール」をチェック!

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【キャリエールネイルスクール見学・説明会】

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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。

【通信講座(通信教育)】

■メリット

①自宅で学べる
通信教育は自宅で学習できるため、通学の必要がありません。時間や場所にとらわれず、自分のペースで勉強を進めることができます。

②コストが抑えられる
通学に比べて学費が低く、交通費や時間の節約もできるため、経済的な負担が少ないです。

■デメリット

①実技の指導が少ない
通信教育では実技の指導が限られているため、技術の習得が難しい場合があります。実技の練習が不足しがちで、実際の施術に不安を感じることがあるかもしれません。

②スケジュール管理の難しさ
自分でスケジュールを立てて学習を進める必要があるため、計画的に勉強を続けることが求められます。自己管理が苦手な人には向いていない場合もあります。

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以上のように、それぞれの勉強方法には一長一短があります。そのため、ご自分のライフスタイルや予算、学びたい内容に合わせて最適な方法を選びましょう。

どの方法を選ぶにしても、継続的に学び続けることがネイリストとして成功する鍵です。

ネイル関連の資格取得について

ネイリストになるために、特定の資格取得は必須ではありません。ですが、確かなスキルを証明し、信頼を得るためには、適切な資格を取得することが重要です。

そこで以下では、ネイリストに必要な代表的な資格についてご紹介します。

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

【JNECネイリスト技能検定】

JNECネイリスト技能検定は、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催する検定試験です。ネイリストとしての基本的な技能を証明するための代表的な資格です。

■3級

■概要:ネイルケアやネイルアートの基礎的な技能を評価する試験です。受験資格に特別な制限はなく、義務教育を修了していれば誰でも受験可能です。

■試験内容:テーブルセッティング、ネイルケア、カラーリング、ネイルアートの実技試験、および筆記試験があります。

■合格率:約90%前後とされており、基礎的な技能を持つ人が対象です。

■2級

■概要:サロンワークに必要なネイルケアとリペア、チップ&ラップ、ネイルアートの技術を評価します。3級に合格していることが受験の前提条件です。

■試験内容:ネイルケア、チップ&ラップ、カラーリング、ネイルアートの実技試験、および筆記試験があります。

■合格率:約50%前後で、一定の実務経験やトレーニングが必要です。

■1級

■概要:トップレベルのネイリストに求められる高度な技術と知識を評価します。2級に合格していることが受験の前提条件です。

■試験内容:ネイルイクステンション(スカルプチュアネイル・チップ&オーバーレイ)、ミックスメディアアートなどの実技試験、および筆記試験があります。

■合格率:約30〜40%と難易度が高く、プロフェッショナルな技能を証明する資格です。

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【JNAジェルネイル技能検定】

JNAジェルネイル技能検定は、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が主催する、ジェルネイルに特化した検定試験です。ジェルネイルの安全な施術を推進するために設けられた資格です。

■初級

■概要:ジェルネイルの基礎的な知識と技術を評価します。義務教育を修了していれば誰でも受験可能です。

■試験内容:ネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアートの実技試験、および筆記試験があります。

■合格率:約70%で、基礎的な技術を習得している人が対象です。

■中級

■概要:プロとしてサロンでジェルネイルを施術するための技術を評価します。初級に合格していることが受験の前提条件です。

■試験内容:ネイルカラーリング・カラーリング・ジェルグラデーション、ジェルフレンチカラーリング、ジェルイクステンションの実技試験、および筆記試験があります。

■合格率:約60%で、実務経験や高度なトレーニングが求められます。

■上級

■概要:高度なジェルネイル技術を評価し、スペシャリストとしての能力を証明します。中級に合格していることが受験の前提条件です。

■試験内容:ジェルクリアスカルプチュア、ジェルチップオーバーレイ、ジェルチップオーバーレイ+デザイン、ジェルチップオーバーレイ+フレンチルックの実技試験のみです。

■合格率:約40%と高難度で、プロフェッショナルな技能を証明する資格です。

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

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【その他の資格例】

ネイリストとしてのキャリアをさらに広げるために、ネイルに直結しない以下のような資格もプラスで取得するのも良いでしょう。ネイルサロン就職時やサロン開業の際に、アピールできる強みのひとつになります。

■色彩検定

■概要:色の理論や配色の技術を学び、ネイルアートのデザインに応用できます。

■試験内容:色彩の基礎知識、配色技法、カラーコーディネーションなどの筆記試験があります。

■パーソナルカラー検定

■概要:個人の肌や髪、瞳の色に最適なカラーを診断する技術を学びます。ネイルサロンでの提案力を高めるために有効です。

■試験内容:色彩理論、パーソナルカラー診断の実技試験、および筆記試験があります。

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

これらの資格を取得することで、ネイリストとしての信頼性が向上し、キャリアの幅を広げることができます。自分の目指す方向性に合わせて、適切な資格を選びましょう。

ネイルサロン開業のステップ

ネイルの技術を習得し、資格を取得したら、次は自分のネイルサロンを開業するステップに進みましょう。

以下では、ネイルサロンを開業するための具体的な準備や手続き、効果的な集客方法についてご説明します。将来ネイルサロンを開業したい方は、ぜひご参考ください。

【開業の準備】

まずは、ネイルサロンを開く場所選びから見ていきましょう。

■自宅サロン

自宅の一室をサロンとして活用する方法です。初期費用が少なく、通勤の手間も省けます。しかし、住宅街では集客が難しい場合があるため、近隣への配慮とともに、アクセスの良さを考慮しましょう。

■レンタルスペース

商業施設やオフィスビル内のレンタルスペースを利用する方法です。立地が良く、集客が見込める一方で、賃料が発生するため、収益計画をしっかり立てる必要があります。

■独立店舗

自分の店舗を構える場合は、初期投資が大きくなりますが、独自のブランディングが可能です。店舗のデザインや内装にこだわり、お客様にリラックスしていただける空間を作りましょう。

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

【必要な手続き】

オーナーとして自分のネイルサロンを開業するにあたり、以下のような届出が必要です。届出をすることで還付金制度などを利用できるメリットがあります。

■個人事業主の届出

自宅サロンやレンタルスペースで開業する場合、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出します。これにより、正式に事業を開始することができます。

■税務申告

毎年、確定申告を行う必要があります。収入や経費をきちんと管理し、正確な申告を行いましょう。必要に応じて税理士に相談することも検討してください。

【集客方法】

事業を軌道に乗せるためには、ネイルのスキルアップはもちろんのこと、集客にも力をいれなければいけません。たとえば以下のようなSNSを活用し、積極的にサロンをアピールしましょう。

■Instagram:ビジュアル重視のプラットフォーム。ネイルデザインの写真や施術動画を投稿しましょう。ハッシュタグを活用して、広範囲のユーザーにアプローチします。

■Facebook:コミュニティ形成に適しており、イベントの告知やお客様との交流に役立ちます。

■X(旧Twitter):リアルタイムでの情報発信が可能。新メニューやキャンペーンの情報を迅速に届けることができます。

ネイリストを目指すネイル勉強方法まとめ!おすすめの資格とサロン開業ステップ紹介

その他、美容系予約サイトなどに登録して広く新規顧客へアプローチしたり、近隣の店舗や住宅にフライヤーを配布して地域住民への認知度を高めたりする方法などがあります。

これらのステップを踏むことで、効果的にネイルサロンを開業し、順調なスタートを切ることができます。計画的に準備を進め、ネイルサロン運営の成功を目指しましょう。

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独立してネイルサロンを開業するためには?失敗しないための必要資金・資格・注意点まとめ

ネイルの勉強はいつからでも始められる!

ネイルの勉強を始めることは、新しいスキルを習得し、クリエイティブなキャリアを築くための第一歩です。

自分に合った学習方法と適切な教材を選び、資格を取得して技術を証明し、さらに独自のネイルサロンを開業することで、多くの方に喜びを提供することができます。

継続的な学びと努力を通じて、プロフェッショナルなネイリストとして成功することを目指しましょう。

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※キャリエールネイルスクールは、東京都内(新宿・立川)、神奈川県(横浜)のネイルスクールです。

金子 実由喜

この記事の監修者

金子 実由喜

  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)副理事長
  • NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)名誉本部認定講師
  • 株式会社オーガスタプロデュース代表取締役
  • 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)副代表理事
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